らいおん君が本気の恋をした話【2】 (ページ28)

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樹くんが家に来てちょっとだけ

喧嘩みたいになった。

樹くんの勘違いですぐ仲直りできたけど

　

怒ると怖いからもう2度としたくない。

もう恐怖でしかない。

男物のものは全部すてた。

変に勘違いされるの嫌すぎる。

今日はお兄達とご飯食べよって前々から

予定されていた。

午後は2番目の兄と一緒にお買い物

夜は上の兄のbarでみんなで会う予定だけど

2番目がちょっとだけ予定あるって言うから

先に言って2番目がくるのを待つ。

たくや「樹今日知ってるの？」

『うん。帰り迎え来てくれるって』

たくや「あいつに言った？」

『あーまだ。』

ちょっと遅れそうって兄から連絡がきた。

『お兄遅くなるって』

たくや「樹の方が早く来るんじゃない？」

『仕事終わったらくるって言ったもんね』

たくや「あんまり飲み過ぎんなよ」

『うーん』

〜カランカラン♪

たくや「いらっしゃい」

『あへへへへへ』

「おつかれ」

たくや「はいどーぞ」

「大丈夫？」

正直もう結構酔いが回っている。

バケットハットを被った樹くんがやってきた。

『樹くん』

「はいはい」

髪の毛をくしゃくしゃされて横に座る

久しぶりの樹くん。

やっぱり顔がかっこいい…

たくや「あんまり触んないで」

「頭触っただけだろ…」

たくや「いまから弟くるからほんとやめとけ」

「まじで…蛇の？」

？「そうへびの(笑)はじめまして」

『おにい遅い』

？「ごめんって、で、どちら様？」

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