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パッと目が覚めると時計は4時半を指していた。
帰ってきてそのまま寝ちゃったんだ…。
とりあえずシャワーを浴びあびて
携帯をみると着信があった。
樹くん。
どうしよう折り返そうかな…
でも5時だし
A寝てました
一言だけ返信するとすぐ電話がかかってきた。
『もしもし』
「おはよ」
『起こしちゃいました?』
「いや?今から寝るとこ」
『仕事忙しいんですか?』
「夜型ってだけだよ。大丈夫?」
『はい。ありがとうございます。』
「ご飯食べた?」
他愛もない話ばかり
きっと私の仕事状況も知ってるのに
仕事の話を聞いてこないのは彼の優しさ?
『寝なくて大丈夫ですか?』
「あーそろそろ寝ようかな」
『おやすみなさい』
「明日も仕事?」
『ですね』
「何時くらいに終わるの?」
『明日は夜勤なんで…』
「あーそっか、じゃー起きたらまた連絡するわ」
それだけ言われてガチャって切られた。
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作者名:唯音 | 作成日時:2023年1月16日 21時