47ー貴女sideー ページ47
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1限目の
終わりのチャイムが聞こえて。
岸先輩は
2限目もサボるらしいから
屋上でさよならした。
まりな「Aっ、どこ行ってたの？」
A「えっと…神宮寺を探して、それから屋上に…。黙って行っちゃってごめんね？」
まりな「いや、大丈夫だけどさ。神宮寺いたの？」
A「え？戻ってきてないの？保健室にはいたんだけど…。」
まりな「サボり魔多すぎ(笑)。顕嵐もいないし。」
顕嵐もまだ
戻ってなかったんだ…。
探しに行きたいのは
山々なんだけど、
最近授業サボってばっかだから
次はちゃんと出なきゃ…。
まりな「あ、きたかな。」
廊下で
女子が騒いでるのが聞こえる。
その声でまりなは
神宮寺か顕嵐が
戻ってきたと思ったみたい。
さすが←
神宮寺「よぉ。」
まりな「遅っ。なにしてたの？」
神宮寺「寝てた。」
そんなやり取りを聞いて
神宮寺がいつも通りであることに
安心した。
ふと目が合えば
優しく笑ってくれて。
気持ちが落ち着いた。
そのうち
顕嵐も戻ってきたけど
2限目が始まるため席に着いた。
A「顕嵐…。」
顕嵐「んー？」
隣の席の顕嵐に話かけるけど
至って普通…。
A「ううん。なんでもない。」
顕嵐「そ？」
まるで
何事もなかったかのよう。
気まずくなるのは嫌だったし、
顕嵐が変わらないでいてくれて
良かった…。
ーーーーーーーー
放課後。
神宮寺「A！」
挨拶が終わった後、
すぐ神宮寺に呼ばれて。
一瞬、
体がビクッとなった。
神宮寺「なにビビってんだよ(笑)。行くぞ。」
A「え？ちょっと…まりなっ、バイバイ！」
まりな「はーい、またねー。」
腕を引かれて
女子にキャーキャー言われながら
学校を出た。
A「ねぇ、神宮寺…どうしたのっ…。」
神宮寺「え、一緒に帰ろうと思っただけ。」
A「だったらもっと普通に誘ってよ。」
神宮寺「だって早くしないと、A、他の連中に連れてかれるもん。」
…やっぱり不器用な奴。
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山田苺花(プロフ) - 金糸雀ぷーさんさん» ありがとうございます(*^^*)少しずつの更新ですが、頑張りますね♪ (2015年5月12日 15時) (
レス) id: a7d7edcc21 (このIDを非表示/違反報告)
金糸雀ぷーさん(プロフ) - やばいです。キュン死寸前です....///更新、頑張ってください！応援してます！！ (2015年5月11日 23時) (レス) id: 02ff7495f2 (このIDを非表示/違反報告)
山田苺花(プロフ) - たこぷみぐ-じ。!!さん» ありがとうございます！これからもニヤニヤさせちゃいますよ〜w 頑張ります(*^^*) (2015年5月9日 20時) (レス) id: a7d7edcc21 (このIDを非表示/違反報告)
Riho(プロフ) - 現実逃避？ (2015年5月8日 20時) (レス) id: d3f9569d7b (このIDを非表示/違反報告)
たこぷみぐ-じ。!!(プロフ) - いつも更新楽しみに待ってます！にやにやが止まりません(/ω＼)応援してます！ (2015年5月7日 20時) (レス) id: 430ac000d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山田 苺花
| 作成日時：2015年4月27日 0時
