35ー岸sideー ページ35
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バスケの練習試合の日が
近付いてきたってことで
練習に借り出される俺。
「お前、バスケ部入れよ。」
先輩に
何度スカウトされたことか…。
バスケは好きだけど
趣味程度になら
やりたいかなって感じで。
「なぁ、あれAちゃんじゃん？岸のこと探してんじゃね？」
先輩に言われて見てみると
こっちを見てたAと
目が合った。
岸「A！」
思わず駆け寄って。
A「先輩、お疲れ様です。」
って言うAに
どうしたのかと聞くと
委員会終わりに
ここを通ったから覗いてみたと。
わざわざ見てくれるなんて
嬉しすぎた。
一人で帰るって言うから
こんな可愛い子を
暗くなり始めるこの時間に
一人で歩かせられないし
送ることにした。
っていうのは
口実だろって言われたら
否定はできない。
でも
一人で帰らせるのが
心配ってのはホント。
岸「お待たせ！」
Aと二人で
こういう時間を
過ごせるとは思わなかった。
A「すいません…。送ってもらうことになっちゃって…。」
岸「なに言ってんの。全然気にすることじゃないよ。」
俺がしたくてしてることなのに
逆に変に気を遣わせちゃった；
A「先輩がバスケしてるとこ、初めて見ました！ホントに上手なんですね。」
岸「いやいや、褒めても何も出ないよー(笑)。」
A「私、ルールはよくわからないんですけど、見ててすごく楽しかったです！」
岸「ホント？良かったー。」
少し興奮気味に話すAを見て
自然と笑顔になる。
いつもの
作り笑顔の俺じゃない。
A「カッコ良かったです//」
なんて今度は
恥ずかしそうに言うから
俺まで恥ずかしくなって。
岸「あ、ありがと//」
と、
ぎこちなく返すのが精一杯だった。
女子たちにどんなに
″カッコイイ″ とか
″好きです″ とか言われても
Aに言われなきゃ意味ないし。
A「先輩っ//」
Aが再び照れた理由は
俺がAの手を握ったから。
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山田苺花(プロフ) - 金糸雀ぷーさんさん» ありがとうございます(*^^*)少しずつの更新ですが、頑張りますね♪ (2015年5月12日 15時) (
レス) id: a7d7edcc21 (このIDを非表示/違反報告)
金糸雀ぷーさん(プロフ) - やばいです。キュン死寸前です....///更新、頑張ってください！応援してます！！ (2015年5月11日 23時) (レス) id: 02ff7495f2 (このIDを非表示/違反報告)
山田苺花(プロフ) - たこぷみぐ-じ。!!さん» ありがとうございます！これからもニヤニヤさせちゃいますよ〜w 頑張ります(*^^*) (2015年5月9日 20時) (レス) id: a7d7edcc21 (このIDを非表示/違反報告)
Riho(プロフ) - 現実逃避？ (2015年5月8日 20時) (レス) id: d3f9569d7b (このIDを非表示/違反報告)
たこぷみぐ-じ。!!(プロフ) - いつも更新楽しみに待ってます！にやにやが止まりません(/ω＼)応援してます！ (2015年5月7日 20時) (レス) id: 430ac000d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山田 苺花
| 作成日時：2015年4月27日 0時
