23ー岸sideー ページ23
.
バスケの試合が決まったらしく
そのことを
Aちゃんに伝えようと
一年の教室へ向かった。
てか
ただ会うための口実ってやつ?
まぁ試合のこと
楽しみにしてくれてるみたいだし
喜んでくれるかな。
岸「西岡Aちゃん、いますか?」
廊下でも
散々キャーキャー言われたけど
さらに注目を浴びた。
Aちゃんを呼び出して
中庭に向かった。
ベンチの
隣に座ってもらったけど
距離が近すぎて
かなり緊張した。
話してて気付いたこと。
Aちゃんが話してる時の
身振り手振りが可愛い。
試合のことを告げると
日にちを携帯にメモし始めたから
勢いで連絡先を聞いた。
それだけで
Aちゃんに
一歩近付けた気がした。
岸「A……って呼んでもいい?」
A「はい//」
少し照れたように
返事をしながら
笑顔を見せてくれた。
岸「可愛いなー(笑)。」
思わず口に出た。
A「可愛くなんか…ないです…。」
そんな否定しなくても
Aは可愛い。
一気に4人に
告白されたんだから
自信持っていいのに。
そういう
謙虚なとこも好き。
なんか時々
無性にAに触れたくなる。
いや、
ホントはいつでも触れたい。
岸「A。」
A「はい…?」
そっとAの手を握った。
A「ちょ…、先輩っ!皆が見てますっ!」
岸「うん。」
A「え、あの…聞いてます?」
そんなの
気にする必要ないよ。
ふと一年の教室の方を見ると
窓からこっちを見てた
神宮寺と目が合った。
Aの手を握ってるのは
神宮寺の位置からは見えない。
A「先輩っ// もう昼休み終わっちゃいます…。」
岸「ん。戻ろっか。」
このまま
手を引いて行きたかったけど
さすがにまだ
そこまで堂々と校内を歩けないや。
岸「じゃあね。」
A「はい。また…。」
Aを教室まで送って。
離れるのが
寂しいと感じた俺って重い…?
691人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
山田苺花(プロフ) - 金糸雀ぷーさんさん» ありがとうございます(*^^*)少しずつの更新ですが、頑張りますね♪ (2015年5月12日 15時) (レス) id: a7d7edcc21 (このIDを非表示/違反報告)
金糸雀ぷーさん(プロフ) - やばいです。キュン死寸前です....///更新、頑張ってください!応援してます!! (2015年5月11日 23時) (レス) id: 02ff7495f2 (このIDを非表示/違反報告)
山田苺花(プロフ) - たこぷみぐ-じ。!!さん» ありがとうございます!これからもニヤニヤさせちゃいますよ〜w 頑張ります(*^^*) (2015年5月9日 20時) (レス) id: a7d7edcc21 (このIDを非表示/違反報告)
Riho(プロフ) - 現実逃避? (2015年5月8日 20時) (レス) id: d3f9569d7b (このIDを非表示/違反報告)
たこぷみぐ-じ。!!(プロフ) - いつも更新楽しみに待ってます!にやにやが止まりません(/ω\)応援してます! (2015年5月7日 20時) (レス) id: 430ac000d2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:山田 苺花 | 作成日時:2015年4月27日 0時