27ー貴女sideー ページ27
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わわわわ!
神宮寺に
キス……された?!
名前を呼ばれた時には
神宮寺の顔が
目の前にあったから
抵抗する暇もなかった。
いや、
抵抗する暇があっても
実際してたかはわからない…。
A「///」
私
今絶対、顔真っ赤だ。
神宮寺に見られたくない。
神宮寺「照れてる?(笑)」
A「て、照れてないっ//」
神宮寺「俺に嘘ついたって無駄だし。」
確かに。
長年一緒にいると
そうなっちゃうのかな。
神宮寺「ごめんな、急に…。でも、俺ホントにAが好きだからさ。昔からずっと一緒にいたけど、今やっと近くに感じられたよ。」
神宮寺の10年間の葛藤は
私には計り知れない…。
私は10年も
人を好きでいたことなんてないもん。
それを考えると
見かけによらず
すごく一途なんだなと思う。
A「ありがとう。いつも一緒にいてくれて。」
神宮寺「ま、お前が俺を選ばなくても、一緒にいてやるけどな。」
A「なにその上から目線(笑)。」
神宮寺と目が合って
神宮寺「なぁ…今だけ ″勇太″ って呼んで?」
とか
私的には無理なお願いをされた。
A「……ゆう、た?」
神宮寺「なんで疑問系?(笑) ちゃんと呼べよ。」
A「勇太…。」
神宮寺が一瞬
目を見開いて
驚いたのか嬉しいのか
よくわからない
何とも言えない表情を見せた。
A「えっ、呼んであげたのに何なの?その顔…。」
神宮寺「バカ// お前こそ上から目線じゃねーか。」
また神宮寺のこと
可愛いって思っちゃった。
少し沈黙が続いたから
神宮寺を見ると
また目が合って
今度は自然に唇が重なった。
ーーーーーーーー
神宮寺「おーい、起きねぇと遅刻するぞ。」
A「ん…?」
いつの間に寝たんだろう…。
神宮寺「いいとこで寝ちゃうんだもんな、お前。」
A「え?ごめん、記憶が…。」
神宮寺「信じらんねぇ。」
そう言いながらも
神宮寺はまた私に
キスをする…。
A「もうっ// 調子に乗るな!」
神宮寺「聞こえませーん。」
本当は
彼氏でもないんだから
拒んだ方がいいんだろうけど…
なんか
癖になりそう…。
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山田苺花(プロフ) - 金糸雀ぷーさんさん» ありがとうございます(*^^*)少しずつの更新ですが、頑張りますね♪ (2015年5月12日 15時) (レス) id: a7d7edcc21 (このIDを非表示/違反報告)
金糸雀ぷーさん(プロフ) - やばいです。キュン死寸前です....///更新、頑張ってください!応援してます!! (2015年5月11日 23時) (レス) id: 02ff7495f2 (このIDを非表示/違反報告)
山田苺花(プロフ) - たこぷみぐ-じ。!!さん» ありがとうございます!これからもニヤニヤさせちゃいますよ〜w 頑張ります(*^^*) (2015年5月9日 20時) (レス) id: a7d7edcc21 (このIDを非表示/違反報告)
Riho(プロフ) - 現実逃避? (2015年5月8日 20時) (レス) id: d3f9569d7b (このIDを非表示/違反報告)
たこぷみぐ-じ。!!(プロフ) - いつも更新楽しみに待ってます!にやにやが止まりません(/ω\)応援してます! (2015年5月7日 20時) (レス) id: 430ac000d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山田 苺花 | 作成日時:2015年4月27日 0時