56ー顕嵐sideー ページ6
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体育の時間、
Aの方ばっかり
目がいってて…。
ほとんどの女子は
男子のバスケを見てるのに
Aは真面目にバレーやってる。
試合しながら
そんなAを見てた俺、
すごくない?←
ちょうど試合が終わった時、
女子の方が騒がしいのに気付いた。
見れば
Aの周りに皆が集まってる。
神宮寺「A…?」
神宮寺も
Aの異変に気付いたみたいで。
神宮寺より先に
Aの元へ向かった。
どうやら
手首を捻ったらしい。
まりなが
保健室に連れて行こうとしてたから
俺が連れて行くことにした。
保健室に先生がいなくて
不器用な俺が手当てすることに。
顕嵐「手…。」
Aの手に触れるだけで
緊張する…。
Aが無言で
手元を見てるから
その表情を伺った…。
あれ、
Aも緊張してる?
顕嵐「A?どうかした?」
白々しいけど聞いてみる。
A「んーん、なんでもない。」
Aはそう言うだけで。
顕嵐「そ?…よしっ、できた。」
A「ありがと。」
顕嵐「気を付けろよ?A、ドジなんだから。」
A「う…否定はできない。」
顕嵐「(笑)」
久々にAと
笑い話ができた気がする。
顕嵐「手…、不便なことがあったら言えよ?」
A「うん。ありがと。」
顕嵐「ん。戻ろっか。」
ホントはまだ
Aと話していたい。
そんな俺の想いが通じたのか
A「待って…。」
顕嵐「え?」
立ち上がった
俺の腕を掴んでAが言った。
A「えっと……私、なにやってんだろ?」
顕嵐「俺に聞くなよ(笑)。」
再び椅子に座って
Aと視線を合わせる。
顕嵐「良かった。Aに拒否られなくて。」
A「え?」
顕嵐「俺、Aの気持ち無視して、酷いことしてるのにさ。」
A「そんな…自分を責めないでよ…。」
Aは…
優しすぎる。
*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*
移行早々、
つまらない展開で申し訳ないです。
それでもお気に入り登録、
評価下さる皆様ありがとうございます!
こんな作品でも
面白いと思って下さる方の為に
これからも頑張ります^ ^
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あみ - 楽しみです(^^)頑張って下さい! (2015年6月11日 0時) (携帯から) (レス) id: 8439421e48 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 玄樹くんのはないんですか? (2015年6月11日 0時) (レス) id: 9f44cb88d4 (このIDを非表示/違反報告)
PUU(プロフ) - 頑張ってくださぃ!!!完結、楽しみにしてますっ♪ (2015年6月9日 23時) (レス) id: 0911b9969a (このIDを非表示/違反報告)
山田苺花(プロフ) - あみさん» ありがとうございます!もうすぐ移行して完結です(^^) 最後まで、よろしくお願いします! (2015年6月9日 18時) (レス) id: a7d7edcc21 (このIDを非表示/違反報告)
山田苺花(プロフ) - PUUさん» えっ!そんな感想をいただけるとは!もう最高に嬉しいです♪ ラストスパート、頑張ります(*^^*) (2015年6月9日 18時) (レス) id: a7d7edcc21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山田 苺花 | 作成日時:2015年5月13日 22時