お前らに愛なんてある訳ねぇだろ 4 【ブルーロック】

164 愛の終わり方 ページ21

「潔はお飾りの思い出しか大事にしていない。私の方が大切にしてたんだよ」



「何でそういうことになんだよ…、どの思い出だって変わらない！なぁ、確かに俺は本当に悪い事をした。なんでもするからさぁ…」
涙が見える。今度は彼が流した。愛に狂った男、潔世一
でもその愛は普通の愛ではなかった。もし普通の愛だったら私は…




もう心は満たされまくってた、完全なる復讐が出来て相手は私に対して物乞いしている






これ以上の幸せがあるだろうか






でも幸せってのは自分から掴みに行かないといかない、これからもやるべき事はあるのだ





「私は貴方達を一番いい特等席で見てる。もしいつかまた変なことをしようもなら、その時も赦さないから」
耳元で囁いた。彼がなにか言ってるけど脳が受け付けない、脳が文字起こしをしない
潔。私は受け入れることにしたよ。愛に狂った貴方とお前らに狂わされた私。





この本当の自分を受け入れることにした、これからも貴方達の前に立ちはだかる大きな壁になってやる
まぁ立ちはだかると言っても直接では無いけどね。もう一生会いたくないし













「さよなら潔。もう一生逢いませんように」













わたしのかち








┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

165 今の幸せと次の幸せ→←163 愛は変わるもの

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す