お前らに愛なんてある訳ねぇだろ 4 【ブルーロック】

162 変わってしまったのは ページ19

「アンタならここに来ると思ってたよ」
潔。私はもう一度アンタと話さなきゃいけないと思ってた



「それって「勘違いしないで、アンタが思ってるようなことは無いから」」



「ここに来るってことはなにか思うことがあるんでしょ？」
また私を貶す気なのか、はたまたまた愛してるとほざくのか




「俺は、今もAを愛してるのか確かめに来た」
「……、予想外。つまり前の私が好きなのか今の私も好きなのか分かんないってことか」
「そういう感じ…」






「そもそも私のことを愛してたの？めっちゃ重い彼女みたいなこと言うけどさ、独占欲だけだったんじゃ「そんなことはねぇよ！俺は確かにAに恋してる」…」
「……ごめん。私あまり愛情とか愛の種類まで詳しくは分かんなかったから…」
「種類？」
「普通の愛とか親愛とか敬愛とかなんか色々あるじゃん、どれも結局は同じ愛だと思う人だから」


私何潔に話してんだろ。
ねぇおばあちゃん、貴方からもらった愛を私は忘れてしまいました。だから残ってるのはここで貰った愛だけ、だからどの愛も結局同じに見えてしまってる







「ふつうのあい……」
そうだ、私はいつも【普通の愛】がほしかったんだ。なんで忘れてたんだ
多分私は変わってきてるからだ、本当にここ(青い監獄)に染まってしまった。自他ともに認めるエゴイストになってしまった
悔しかった。自分は他の奴らとは違うんだぞって言いたかったのに結局は流されてしまった。




憎しみだけが残りそれのためだけに生きてきた。これからは…また取り戻そう
次誰かに愛を伝える為に

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