160 孤独の辛さ ページ17
というように一蹴できるようになったのだ。うれしいね
結局アイツらがなんで私を好きになったのか分からずじまいになった。きっと女の子にしばらく会ってないから好きになったんだと思うけど
「んでAチャンは結局帰ったら何すんの?」
「さぁ、もうサッカーはしないだろうし。普通の大学行くために頑張るよ」
ここでも勉強はしてきたからなんとかなるだろう。これからは将来のことを考えよう
「じゃあ俺っちの専属マネージャーになるのはどうよ」
「ごめん、それはいいかも」
「ねぇ、士道」
「んあ?」
「士道は、幸せ?ここにきてなにか得られた?」
「……あったり前じゃーん、Aチャンは俺の事顔色一つ変えずに受け入れてくれたし」
「それは、多分他の奴らも思ってるハズだ。」
「なぁそうだろ。蜂楽」
「蜂楽?」
気が緩んでたせいで呼吸音も聞こえなかった。確かにドアの向こうにいる
「入ってきていいよ、蜂楽」
蜂楽が言いたいことはなんとなく予想つく
「A…、本当に今までごめん。許して欲しい訳じゃなくてただ話を聞いて欲しいんだけど」
「?」
こりゃまた新しいパターンですな
「僕は…、ずっと知ってたんだ。潔が嘘ついてるのも、すべて」
「え?」
全て知ってた?でもなんで今更言いに来たんだ
「本当にここを出るならみんなに住所を知られないようにしてね。きっと潔達は見つけ出そうとするから」
「そ、そこまでするの?」
「そこまでする人だからここに来れたんだよ」
妙に納得感があった、でも最後にひとつ聞いておこう
「なんで潔の味方をしたの?なんでずっと黙ってたの?」
「僕はずっと独りだったんだ。最初に潔に助けられた、
また孤独になりたくなかったんだ」
804人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あげ豆腐(プロフ) - 美彩さん» コメントありがとうございます!続き頑張ります!! (4月4日 19時) (レス) @page18 id: 6c78d2adac (このIDを非表示/違反報告)
美彩 - 一気読みしちゃいましたぁぁー!!!最高です!!続き頑張って下さい!! (4月4日 3時) (レス) @page18 id: b34786daa2 (このIDを非表示/違反報告)
あげ豆腐(プロフ) - おれさん» コメントありがとうございます!終わったあと番外編で書かせてもらいますね!リクエストありがとうございます (3月16日 11時) (レス) id: 6c78d2adac (このIDを非表示/違反報告)
おれ(プロフ) - あぁあぁ…色々荒ぶりすぎて泣きそう…カイザーと幸せになったif見たいですぅうううう…ワガママ言ってごめんなさい!でもどーしても2人して幸せになってもらいてぇ!!! (3月16日 1時) (レス) id: c9137374e9 (このIDを非表示/違反報告)
あげ豆腐(プロフ) - まったり団子さん» コメントありがとうございます!楽しみにして下さっててとても嬉しいです😊 (2月29日 7時) (レス) @page6 id: 6c78d2adac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あげ豆腐 | 作成日時:2024年2月21日 20時