お前らに愛なんてある訳ねぇだろ 4 【ブルーロック】

156 生きていくもの ページ13

あの後青い監獄に取材陣が大勢来た。それに便乗して私は世間に今までの事を話した
そうしないと國神達がしてくれた事が全てパーになると思ったから、だけどこれは揉み消されてしまった



日本サッカー協会はテレビ局などと交渉してあえてニュースにさせなかった
そうじゃないとこの状況は説明が付かない、だけどそこまでは想定内だった





だから捨て垢で証拠映像を全て流した、ネットは海で漂流したものすべては回収出来ないのだ、いくら頑張ったって誰かが先に拾っててそれを手放さない
だから揉み消されたとしてもネットの中では生きていくのだ










だから私も生きていくと決心した。逃げててもなにかしてでも、大切な人達のために











今はアンリさんも絵心さんも記者会見をしている。あー私が見たかったのはこれだったけな
違うな、私が見たかったのは世界一に誰かがなった瞬間だった
けど私はもう目の前で見るつもりは無い、もうあの試合で満足したから




私の部屋はすっからかんになった。あのノートも焚き火に使った
さて、学校側にも連絡するか。退学って言われるかも





そして部屋を出る。みんなボーってしてた、もう自分達が世間でどう思われてるかもどうでもよくなってる。
コイツらは天才であり秀才だ、だからこんなことがあっても引く手あまただし心配はない
世間から見放されない所が少し不満だかもうそれはいい



心配するとしたら、その他の人達だ。オリヴァさんや蟻生さん、いや大丈夫だろう、彼らも強い。







「貴方は本当に世渡り上手だ」
「それはどーも、確かに俺は他の奴らよりもお咎めなしや」

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