お前らに愛なんてある訳ねぇだろ さん 【ブルーロック】

128 不利な試合 ページ35

中一で訓練の成果が出て異常に耳が良くなった、遠くの足音が、別の部屋の時計の音が、後ろで動いているサッカーボールの行方が。すべて聞こえるのだ






「私は今弱点を教えた、私達が不利になったんだよ。」





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「そこはこういう角度でいいと思います」
「へ〜、ありがとうね」





「いえいえ、私は貴方達に勝って欲しいので」
「ロキ、そんな事言っていいの？」
「ええ、痛い目見ないと分からない人って居ますから」






そういえばコイツはずっと私の味方をしてくれてたな、思わせぶり野郎なのは変わっていないのか？
いや、ロキがここに来てからなんやかんやで仲良くなったし友達として教えてくれてるんだろう







「おい！A！！」
「い、糸師くん……？？」
「……」


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凛side



「おい、どこに行くんだ」
「私がどこに行くが勝手でしょう、糸師君」
「……まぁそれもそうだけどよ」
マスターのロキとは相性が良かった、だからか他の奴らより話す機会が増えた





「糸師君、君はどう思っていますか？






Aの事」


「どうって……」






『「それより糸師君は大丈夫？」』






「良い奴だ、Aは。ちゃんと俺らのこと見てくれるし優しい」
「ですよね〜、だったらたった一人のものになったらどういう風になるんでしょうね。」
そう言ってどっかに行きやがった



どういう風？……普通じゃないか？






もしかしてロキは…、てかアイツの顔はやばい。アイツ(潔)と同じ顔してやがった
そしてロキを追いかけようと思ったがもうどこにも姿はなかった







とにかくAを……離れさせないと！





凛side終わり
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あげ豆腐です！いつも作品を愛読して下さりありがとうございます！
今めっちゃ後悔してます…、長引かせ過ぎたなと。書きたいものを書いていたらこんな長くなってしまいました、まじですみません
もしかしたら3で終わらないかもしれません、その時は釈迦のような温かい目で見守っててください
ちなみに一方潔君は急に対戦申し込まれて千切君の怪我してるとこまで見てしまったので、病みまくりです

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