127 君じゃないとは アギside ページ34
それにしてもあのカイザーまで手駒にするなんて、何を考えているのか分からない
みんなはAを手にしたいあまりに犯罪じみた事ばかりやっていたらしい、自分はそんなに奴になりたくないと心底思った
でもクリスは実はAのことを話していた、自分と同じだって
『「あの子は理想に貪欲だよ、その為ならなんだってする子だ」
「正直言って、事の発端を知った時には驚いたよ。自分達の為に色々やってくれた人を蔑ろにする子達ばかりいるんだって」』
まぁこれは僕に対して話してるんじゃなくて、ロキに対して言ってて盗み聞きしただけだけど
『「Aがどうにかなった時は、よろしく頼むよ。ロキ」
「……分かりました」』
マスター、俺は頼りないですか?
-----------------
「あとこれも噂で流して欲しいな、Aは耳がいいって」
「「?」」
「耳がいい?それは本当のことなのか?」
「うん」
「53歩先にネスがいる、1分後にくる」
「カイザー、ここにいたんですか……ってなんですかその目は」
2人は驚いた、何故ならそんな遠くの足音が分かる人間など見たことがなかったからだ
「あぁ、今外のみかんの木の枝が落ちたよ。」
アギがすぐ窓を開けた、そこにはポツリと葉が着いている小さな枝が落ちていた
「私は目が悪い、だから耳を良くするしかなかったの。」
一方が悪くなるともう一方が異常に発達することがあるそうだ、最初からそうでは無かったから訓練してそうさせた
720人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あげ豆腐(プロフ) - 珀琥さん» そう言って頂き本当に嬉しいです、ありがとうございます😭 (2月22日 22時) (レス) id: 6c78d2adac (このIDを非表示/違反報告)
あげ豆腐(プロフ) - 珀琥さん» コメントありがとうございます!夢主ちゃんの過去までちゃんと見て下さりとても嬉しいです。実はおばあちゃんはあの田舎町から夢主ちゃんが後悔なく出れるように言ったという設定しようかなと前から考えていたので今度それも投稿しようかなと思ってます! (2月22日 22時) (レス) id: 6c78d2adac (このIDを非表示/違反報告)
珀琥(プロフ) - 今後の展開がとても楽しみです。主様の無理のない範囲で続編の制作頑張ってください。陰ながら応援しております。 長々と失礼しました (2月22日 22時) (レス) id: 8db741d522 (このIDを非表示/違反報告)
珀琥(プロフ) - おすすめに上がってきて、一気に全部読みました。夢主ちゃんの過去とか、お祖母ちゃんの件はめっちゃ泣きながら読んでました。お祖母ちゃんが夢主ちゃんの事だけ忘れたのは、夢主ちゃんを守る為だったのかな?なんて思ったりして、色々考えながら読んでました。 (2月22日 21時) (レス) id: 8db741d522 (このIDを非表示/違反報告)
あげ豆腐(プロフ) - むるむるさん» コメントありがとうございます!更新頑張るので最後まで見て下さると嬉しいです! (2月15日 0時) (レス) id: 6c78d2adac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あげ豆腐 | 作成日時:2023年9月24日 20時