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120 時の流れに消された存在 過去編6 ページ27

「久しぶり、おばあちゃん」




「誰だい、あんた」



あぁ、また私から奪うんだって
サッカーも、親も、友達も、今度はおばあちゃんまで奪っていたった神様
おばあちゃんは進行の早い認知症になり、私の事だけ忘れた
血が繋がってない母は覚えてるのに、サッカーボールをやった孫のことは忘れてしまった




「あんたなんて孫じゃない!!」







私は全てを失った










そんな時だった、あの手紙が来たのは


「……もしもし」
すぐそこに書かれてある番号に電話をかけた、最初は違う人が対応してくれたが私だと知ると違う人に代わった



「貴方ですか、私を招集したのは」
「なにか問題でも?」
「……サッカーもしたことない私がなんで急に、」
「したことない?嘘をつくな」
バレてると分かると背筋が凍った




「マネージャーに相応しい奴がいるかとことん調べた、一件だけあったんだ。
△△中学校に天才が居るっていう記事が」
どこから……、それにこの人も天才っていうだけで手紙送ったんだ









「だけどあの記事がデタラメだらけだな、お前は天才でもなんでもない」


手が震えた、会ったこともない人にそう言われたから怒りが沸いたとかそういう理由じゃない。私が一番欲しかった言葉を言われたから



「他の動画も漁って見たが、あのシュートやパス、プレイヤーとしても超一級品、だけどミリ単位で計算されつくした足の角度。全てが人一倍の努力がないと出来ないものだった」





「無理にしなくていい、だがお前のその実力を別のヤツに繋いでこの国を世界一にしてみないか?」
「お前の手で世界一を作ればいいんだ」





考えてもみなかった、私が世界一になるんじゃなくて他の人を世界一にさせるとか
けど私が理想の人を見つけ世界一に作り上げる想像したら、いても立ってもいられなくなった










「いつ来ればいいですか?」



私はまたサッカーを好きになる為にブルーロックに行くことを決意した』

121 優しさが沁みた心→←119 だからサッカーをやめた 過去編5



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設定タグ:ブルーロック , 青い監獄 , 女主   
作品ジャンル:アニメ
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あげ豆腐(プロフ) - 珀琥さん» そう言って頂き本当に嬉しいです、ありがとうございます😭 (2月22日 22時) (レス) id: 6c78d2adac (このIDを非表示/違反報告)
あげ豆腐(プロフ) - 珀琥さん» コメントありがとうございます!夢主ちゃんの過去までちゃんと見て下さりとても嬉しいです。実はおばあちゃんはあの田舎町から夢主ちゃんが後悔なく出れるように言ったという設定しようかなと前から考えていたので今度それも投稿しようかなと思ってます! (2月22日 22時) (レス) id: 6c78d2adac (このIDを非表示/違反報告)
珀琥(プロフ) - 今後の展開がとても楽しみです。主様の無理のない範囲で続編の制作頑張ってください。陰ながら応援しております。 長々と失礼しました (2月22日 22時) (レス) id: 8db741d522 (このIDを非表示/違反報告)
珀琥(プロフ) - おすすめに上がってきて、一気に全部読みました。夢主ちゃんの過去とか、お祖母ちゃんの件はめっちゃ泣きながら読んでました。お祖母ちゃんが夢主ちゃんの事だけ忘れたのは、夢主ちゃんを守る為だったのかな?なんて思ったりして、色々考えながら読んでました。 (2月22日 21時) (レス) id: 8db741d522 (このIDを非表示/違反報告)
あげ豆腐(プロフ) - むるむるさん» コメントありがとうございます!更新頑張るので最後まで見て下さると嬉しいです! (2月15日 0時) (レス) id: 6c78d2adac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あげ豆腐 | 作成日時:2023年9月24日 20時

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