118 天才という星のもと 過去編4 ページ25
あれがあった頃から母は私に勉強勉強と耳にタコが出来る程言ってきたから一応勉強はしていた
まさか私を中学受験させる為に言ってたとは思ってなかったけど…
けど母が勧めてきた中学は女子サッカー部がある所だった、その時の母はもしかしたら…。いやなんにもない
着慣れない制服を着てまた友達作りをした、そしてすぐに女子サッカー部に入部届けを出した
しばらくは本当に幸せだった、昔の事を思い出さずにすんだ
大好きなサッカーがずっと出来て周りもそれを許してくれた、ストレスフリーだったから自分の運動神経もグンと上がった
今までのことは全て忘れてこのまま幸せでいられるんだと、涙が出るほどにうれしかった
だけどまた日常がおかしくなった
「Aって天才だよね笑」
「……天才？わたしが？」
「だってそうでしょ、ここが弱小だから目立たないだけで強豪だったらすぐ声かかってるよ」
確かにここは万年2回戦敗退で、去年なんとか準決勝まで行ったけど
「なんかさ、Aだけのサッカーになってない？」
「それ、面白くないよ」
先輩にそう言われて確かにってなった、だからその時から自分だけのにならないように最善を尽くした
ある時から私は天才と呼ばれ始めた、天才はいいよなと、嫉妬されて色々言われるようになった
だけど私が天才と呼ばれた理由がもうひとつあった
「ん〜、珍しい体ですね。普通筋トレとかそういうので鍛えた体はムッキムキとかになるんですけどね」
「それにサッカーでしょ？太腿の筋肉とか目に見えてつくはずなんだけど」
「多分Aさんは体の中に4倍くらいの筋肉が濃密されるんだと思います、濃密されてる訳だから目立たないんです」
たまたま行った病院でそう言われた、どうやら私はいくら練習しても筋肉が付きにくい体らしい。幸い、細かくいえば筋肉がついているけどそれが体の表面には出ないらしい
119 だからサッカーをやめた 過去編5→←118 見えた瞳の中には 過去編3
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あげ豆腐(プロフ) - 珀琥さん» そう言って頂き本当に嬉しいです、ありがとうございます😭 (2月22日 22時) (
レス) id: 6c78d2adac (このIDを非表示/違反報告)
あげ豆腐(プロフ) - 珀琥さん» コメントありがとうございます！夢主ちゃんの過去までちゃんと見て下さりとても嬉しいです。実はおばあちゃんはあの田舎町から夢主ちゃんが後悔なく出れるように言ったという設定しようかなと前から考えていたので今度それも投稿しようかなと思ってます！ (2月22日 22時) (レス) id: 6c78d2adac (このIDを非表示/違反報告)
珀琥(プロフ) - 今後の展開がとても楽しみです。主様の無理のない範囲で続編の制作頑張ってください。陰ながら応援しております。 長々と失礼しました (2月22日 22時) (レス) id: 8db741d522 (このIDを非表示/違反報告)
珀琥(プロフ) - おすすめに上がってきて、一気に全部読みました。夢主ちゃんの過去とか、お祖母ちゃんの件はめっちゃ泣きながら読んでました。お祖母ちゃんが夢主ちゃんの事だけ忘れたのは、夢主ちゃんを守る為だったのかな？なんて思ったりして、色々考えながら読んでました。 (2月22日 21時) (レス) id: 8db741d522 (このIDを非表示/違反報告)
あげ豆腐(プロフ) - むるむるさん» コメントありがとうございます！更新頑張るので最後まで見て下さると嬉しいです！ (2月15日 0時) (レス) id: 6c78d2adac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あげ豆腐 | 作成日時：2023年9月24日 20時
