お前らに愛なんてある訳ねぇだろ さん 【ブルーロック】

110 復讐同盟結成 ページ16

「勿論貴方にメリットがあるから誘うんです」
「メリット？」


「私達が勝負に勝ったら、貴方の日本代表になれる権利を復活させます。きっと認めてくれるはずです」





「もし日本代表になってもアイツらも代表になる、アイツらがサッカーが出来ないくらいにならないと俺の気持ちが収まらない」





……とまぁこんな性格の彼だが、以前は王道の王子様キャラだったのだ。だから彼がこの性格を隠せば私の理想の世界一が出来上がりだ






「でもさ、プロの世界でみんなに勝って世界一になるのも良くないですか？」
「……」
「考えてみて下さい、潔選手とか千切選手よりも凄い選手だって言われてる自分を」









「……、本当に世界一に俺がなれると思ってるの？」
「勿論、貴方にはなれる資格がある」






わたしとちがって







自分の手を強く握りしめた彼、もう答えを私は知っている。絶対に彼は




「……いつ行けばいい？」


こう言うと思ってたから』





「吉良、笑顔の練習はした？」
「？、勿論」
ニコ〜っとしてくれた笑顔、完璧過ぎる。いや会った時ホントに笑顔が歪すぎて




「ところで潔は？」
「……ここはスペイン棟だからここを出て右にまっすぐ行けばドイツ棟に行けるよ」






あれ？これ教えてよかった感じ？

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