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仲直りの為に 【 8 】 ページ8
研磨side
「 仲直り出来ない。顔も見たくない。もう耐えれない。 」
そんなデタラメを言うとAは信じきって俺の背中を撫でてくれる。
「 辛かった、でしょ。…今日部活どうするの? 」
「 …マネージャーの仕事はAあるでしょ? 」
全部俺の計算通りに進んでる。
後はクロさえ “ 諦めて ” くれれば全部俺の計算通り。
ゲームクリアだ。
「 マネの仕事はやっくんに頼めるよ。研磨は、今日は家帰って休む? 」
「 Aと一緒が良い。クロの仲間にならないでほしい…。 」
こんなんで信じるのは少し危ないけど此方にとっちゃ好都合。
「 うん、分かった。やっくんに電話しとく。 」
これで完璧、後はクロ次第。
ねぇ、クロ。クロは俺の親友だから分かってくれるよね?
「 研磨、大丈夫だって。
さ、家帰ろ。 」
「 …!うん。 」
此処までは完璧、もう少し、後少しで。
「____っ?
なんでまだ此処にいるんすか?
A先輩と研磨先輩 」
あ、計算外。
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作者名:ミルク | 作成日時:2020年8月9日 16時