【呪術廻戦】一族唯一の生き残り

18話 ページ20

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急いで爆発した所に向かう


『…!?憂太君！！』


爆発の起こった場所…そこには怪我をして、気を失っている憂太君がいた。

夏油の姿は見えない


「おい憂太!!大丈夫か!?」
　

「高菜!!」


「しっかりしろ憂太!!」
　

真希ちゃん達が呼びかけてるけど、起きる気配はない


『皆!!なにがあったの？』


酷い怪我だ…

憂太君に、反転術式をかけながら聞く。

でも、真希ちゃん達もあまり覚えてないみたい


「…うぅ〜……皆……」


ばっ！っと勢い良く起き上がる


「Aちゃん、ありがとうもう大丈夫だから」

かけていた反転術式を辞める

「皆、怪我
真希さん、狗巻君
ああっ!!パンダ君腕治ってない!!」


「落ち着け、全員元気だ」


「俺の腕は二人とは違って
後でどうにでもなる」


「助けてくれてありがとな」


『憂太君、無事で良かったぁ〜…』


怪我をしてるから、袖を掴む。本当に良かった…
でも、
　
「ごめんね里香ちゃん
待たせたね」


憂太君は力を貸してもらうかわりに、里香ちゃんと同じところに逝く約束をしていたそうだ。


「オマエそれ、死ぬってことじゃねーか!!」


「何考えてんだバカ!!」


『なんでそんなことしてんのよ!!』


勿論、私達は憂太君を止める。


＿＿ザフッ

「え、里香ちゃん？」


「おめでとう、解呪達成だね」

拍手をしながら歩いてくる知らない男の人


「「『誰？』」」


「グッドルッキングガイ
五条悟先生ダヨ〜」


信じられない…あの不審者の代表のような先生が…


「以前、憂太が立てた仮説面白いと思ってね家系の調査を依頼した。Aの言っていた、呪力の流れも気になったから」


仮説？


「君、菅原道真の子孫だった
超遠縁だけど、僕の親戚!!」


「「「スガッ」」」


『「え…誰？」』


なんと大物呪術師だそうだ…知らなかった

「…全部僕のせいじゃないか」




…父さん、母さんが殺されたのは
私の、私が術式を持っていたから…




少し、憂太君と私は似ている気がする


「バイバイ、元気でね
あんまり早くこっちにきちゃダメだよ？」

「…うん、またね」

里香ちゃんはそう言いうと
光となって空に消えた。

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