【呪術廻戦】一族唯一の生き残り

16話 ページ18

・



『……………』


「おい!なんであんなに、機嫌悪いんだ?(小声)」


「こんぶ(小声)」


「多分、あの時に真希さんを侮辱したことじゃないかな?(小声)」


なんて小声で言ってるけどバッチリ聞こえてます。


『あの、夏油って奴
絶対に許さない…』


「あっ、やっぱり合ってた」


「あのなぁ、んなこと言ってねぇで
手合わせしろよ」


『だって、真希ちゃん…』


「A、真希にべったりだなぁ〜」


…確かにそうかもしれない、気をつけなきゃ…


『皆も大好きだよ』


夏油の宣戦布告から早一週間


私はあの日以降、真希ちゃんに構い倒している


「おっ!皆揃ってるねー」


『五条先生…』


「遅いぞ悟」


本当に遅い!今回は20分の遅刻だよ


「百鬼夜行の日の配置を伝えに来よ!」


語尾に☆が付きそうな勢いで言う


大事件なんだから緊張感持ったほうがいいと思うのは私だけ?


「棘とパンダ、Aは僕たちと一緒に新宿ね
真希と憂太は高専に待機だ」


真希ちゃんと一緒じゃないのは残念だけど、夏油に一泡吹かせる事ができるなら…


『わかった、頑張る』


「じゃあ、皆鍛錬頑張ってね〜」


そう言い五条先生はどこかに行ってしまった


『多重影分身の術』


＿＿ボンッボンッ


沢山の私が出てくる。


「おわっ!?」


「ツナマヨ?」


「Aちゃん!?」


なんてみんな言ってる


『修行するの、ちょっとズルだけど…』


そう言うと私は、組み手を始めた。


「あの手裏剣術もこうやってたのか?」


『そうだよ、100人で2､3時間くらいかな?』


私は気合を入れて12月24日まで自分を鍛えた。

17話→←15話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す