ひな祭りの舞賀カフェ ページ6
どうも、三郎です！今日の舞賀カフェは少し雰囲気が違うんだ！それはね…｡
「いらっしゃいませ｡」
「２名様ですね。こちらにどうぞ｡」
いつもより、口調がしっとりしてるでしょ！それは、今日からひな祭りフェアだからみんな着物を着て接客してるんだ！
パリーン！！
「どうした?！五郎！！」
「いや、皿落として指切っちゃったんだよ。」
「こんなん､舐めとけば平気だよ｡」
「ちょっと､四郎！お客さんが見てるよ！」
こんな事を双子がやるのもフェアだからこそだよ！これやると女性のお客さんが喜ぶんだよね〜！
「目が綺麗ですね｡こんなにも綺麗な目は見たことがないです。」
二郎兄は、メガネをかけて知的な感じだしね〜。
一郎兄は、昨日料理作り終わってるから珍しく接客してる｡
「動かないでよ〜、上手く書けないよ〜。」
お客さんの似顔絵描いてる。(笑)一郎兄らしくていいけどね！
俺はやっと仲良しになったシュガーとたわむれてるんだけど…｡
「カワイイ〜！！写メ写メ取らないと！！」
お客さんが写真撮ってる、シュガーだけの写真売りだそうかなぁ。(笑)
お店が閉まる頃になり､お客さんが帰って行く｡
お客さんが帰ったあと…｡
「あぁ！疲れた〜！！」
「四郎頑張ってたからねー､色々と(笑)」
「なんか、俺の切れた指舐めてきたし。どうしたんだよ(笑)」
「だって、あれやると女子受けいいんですよ。(笑)」
「だからって、五郎の指を(汗)」
「二郎は、心配しすぎなんだよ〜。演技だからね(笑)」
「だって、心配するよ！大事な弟だもん！一郎くんは心配しないの？!」
「するけど、二郎ほどではないな。」
「ところで、バカさん｡」
「誰がバカさんだよ！俺は三郎！！バカさんじゃないし！」
「アンタ、シュガーとたわむれてたたげでしょ？」
「そうだけど。」
「アンタが一番楽だったような気がするけど？」
「楽じゃないし！写真撮られててその場から動けなかったんだから！」
「はいはい、わかりましたよバカさん！(笑)」
「だから！バカさんじゃないって！！」
なにはともあれ､面白い１日でした！
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作者名：mayo | 作成日時：2015年4月24日 10時
