二郎兄のヤキモチ（その2） ページ3
こうなったら何がなんでもやってやる！
「三郎､四郎準備は良いな！！」
「うん！！」
これをやるのは心が痛むが､背に腹は変えられない！許せ､五郎！
作戦2とことんムシ!
「四郎〜、マジック見せて〜！」
「しょうがないな､特別に三郎兄と二郎兄に新しいマジック見せてあげますよ！」
四郎なかなかの演技力｡
「やったー(棒)」
それに比べて俺達は棒読み｡(泣)
「ふぅー、四郎俺にも見せて！」
おっ、五郎が話しかけてきたぞ！
「ご､五郎くんはシュガーがいるから俺達と話さなくてもいいでしょ。」
四郎〜、頑張ったな！本当は五郎も入れてやりたいのに。(泣)
「はぁ?！三郎兄、四郎になんか言ってやってよ！」
三郎どうするんだ？
「し、四郎の言うとおりだよ。シュガーと遊んでればイイじゃん！」
三郎よく頑張った！
「もういいよ､二郎兄はそんなこと思わないだろ？」
五郎、少し泣きそうになってないか？いかんいかん、心を鬼にして言ってやるんだそしたら五郎が戻って来るかもしれん！
「五郎は、俺達じゃなくてシュガーの方がイイんだろ？シュガーと一生遊んでな｡」
言ってやった！三郎､四郎､俺五郎に言ってやったよ！
「うっ…ヒドイよ皆してさ俺を仲間はずれにするなんて…。」
えっ？泣いちゃってる？ウソ？！泣かすきなんてなかったんだけどな…(汗)
「あのー､五郎くん？ゴメンね？四郎兄言い過ぎたよ。謝るから許して｡」
四郎！お前だけズルいぞ！
「俺もゴメン！もう、無視しないから！許してください！」
三郎〜！お前まで！
「もう、仲間はずれにしない？俺も入れてくれるの？」
なんと、可愛いことを言うんだ！
「うん!入れてあげる！」
じゃあ、俺も謝るか！
「五郎〜！俺も悪かったよ〜！シュガーに構ってて俺達に構ってくれなかったからつい。本当にゴメン！！」
これで、また五郎と仲好くできる！
「知らね､二郎兄は許さねぇ｡」
「えっ？！なんでなんで、三郎と四郎は許しても二郎兄だけはダメなの?！」
「自分の胸に手をあてて､よく考えてみなよ｡」
「えぇぇ！！」
「三郎兄､四郎上でゲームしようぜ！」
なんでなんだ…｡
「二郎兄、ドンマイ！まぁ、一生遊んでなは言っちゃダメでしょう。」
「五郎くん元に戻って来た二郎兄が一生遊んでなって言ったあとの五郎くんの顔寂しそうでしたよ｡」
えぇぇ！！じゃあ、俺五郎が許してくれるまで普通に喋れないの？!
「一郎くん！どうしよう！！」
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作者名：mayo | 作成日時：2015年4月24日 10時
