二郎兄のヤキモチ｡ ページ2
「シュガーは、可愛いね〜。」
『ニャーン♡』
どうも、二郎です！なんか、シュガーを飼ってから五郎が素っ気なくて。まぁ、いつも素っ気ないけどシュガーを飼ってからは一段と構ってくれなくなって…(泣)
「はぁ…、一郎く〜ん。」
「なに？どうしたの二郎？」
「五郎が構ってくれないよ〜。(泣)」
「なんだそんなこと(笑)」
笑い事じゃないよ！構ってくれないと寂しんだよ！！
「僕も､二郎兄に同感です！最近五郎くん構ってくれなくなりました！」
四郎はわかってくれると思ったよ。(泣)
「二郎、シュガーから五郎くんを奪還しましょう！」
「えぇぇ！！」
そんなに、思い詰めてたの?!
「なになに？面白そう俺も入れて！」
そんなこんなで、俺と三郎と四郎で五郎奪還計画が始まりました。
「一郎くんは入らなくていいの」
「大丈夫、見てる方が楽しいからさ！(笑)」
一郎くん、この状況楽しんでるだろ｡
「さっそく、作戦１を実行します！」
「了解！！」
なんで、三郎テンション高いんだ。
作戦１､買い物行こうよ作戦
「三郎兄､買い物行こうよ！」
「イイね！行こうか！二郎兄も行く？」
ここは作戦に乗らないとな｡
「うん、行こう！五郎も行くか？」
三郎と四郎の目がキラキラしてる。
「いや、大丈夫｡シュガーと遊んでるから。」
「うっ！！！」
はーい、俺達三人の心にグーパンが入りました〜！
「痛い、痛いよ二郎兄さん！五郎くんが素っ気ないよ！」
「大丈夫かー！四郎！俺達の知ってる五郎は必ず戻って来る！だから、しっかりしろ！」
「いつ戻って来んだよ！二郎兄！」
「いつかだ！！」
「二郎(笑)」
一郎くんにも笑われたよ(泣)
しかし、五郎はこっちに目もくれずシュガーと遊んでる。
「シュガー、どうしてお前は可愛いんだろうな〜♡」
「五郎くんがー俺の知らない五郎くんになっていくよー(泣)」
「四郎ー！！」
これは、俺が作戦を練り直したほうがいいな｡
「普通に待ってれば構ってくれると思うけどな〜。」
一郎くんが何かを言っていたが聞こえないぜ！
五郎をシュガーから奪還してやる！！
愛する､弟達のために！！
「二郎兄カッコイイ！！」
「おう!三郎､四郎作戦を練り直すぞ！」
「はりきってるね〜。微笑ましいよ｡(笑)」
次回に続く…。
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作者名：mayo | 作成日時：2015年4月24日 10時
