YOU & I (ページ2)

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一期一会ページ2

｢あの～｣

声をかけられて我に返った

あれ、もしかして、

変な人だと思われたかな

｢服お洒落ですね！｣

え......？

最初の一言がこれって笑

｢すいません、なんか変なこと
言っちゃいましたね｣

つい笑っちゃった僕に
そういう女性

ｼﾞﾐﾝ｢大丈夫ですよ。｣

｢ほんとにすみません！笑
最初見て思ったことが
そうだったのでつい｣

あ、笑った

大人しそうな人なのに

笑った顔はなんか無邪気な子供みたいだ

なんていうか......可愛い

｢お散歩中ですか？｣

ｼﾞﾐﾝ｢まあ、はいそうです。｣

｢私もです。犬と｣

なんて言って

さっきみたいにニコニコ笑う

ｼﾞﾐﾝ｢可愛い......あ｣

つい心の声が漏れちゃった

｢え？あ、はい！可愛いですよね犬って！｣

良かった.....

勘違いしてる

｢ここに引っ越して来たときに
一人じゃ寂しいなと思ったので。｣

ｼﾞﾐﾝ｢ここら辺に住んでいるんですか？｣

｢はい！２週間ほど前に｣

え、２週間？

ｼﾞﾐﾝ｢でもこの犬すごいなついてますね。｣

｢昔から動物には好かれるもんで｣

きっと人にも好かれるんだろうな

この人が気づいてないだけで

｢私ここにきてからずっと
ここの公園にきているんです。｣

ｼﾞﾐﾝ｢あ、そうなんですね。｣

｢なんか昔住んでいた場所に
似ているんです。｣

ｼﾞﾐﾝ｢ここいい場所ですもんね。｣

｢ジミンさんもよくここに
来るんですか？｣

ｼﾞﾐﾝ｢いえ、ちゃんと来たのは...
　え？今僕の名前....｣

なんで知っているんだろ

｢やっぱり！防弾少年団の
ジミンさんですよね？｣

ｼﾞﾐﾝ｢あ、はい｣

｢テレビでよく見るので
そうなのかな？と｣

そういうことか

｢やっぱり芸能人は
オーラが違いますね笑｣

ｼﾞﾐﾝ｢そんなことないですよ。｣

｢じつを言うと話しかけようか
悩んでいたんです。｣

｢迷惑かけないかなと思って。｣

ｼﾞﾐﾝ｢そうだったんですね。｣

｢はい笑｣

迷惑かけないようにとか

優しすぎる

｢あ、すみません！もうそろそろ家に
帰らないと行けません！｣

JM｢あ、そうなんですね。｣

｢今日はありがとうございました！｣

なんて少し早歩きで行ってしまった

そういえば名前聞くの忘れた.....

まあでもまた会えるか分からないもんな

でもまた会いたい

心の底からそう思った