イケメン系マネは今日も排球男子を翻弄する (ページ7)

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澤村大地すら抗えないページ7

澤村視点

最近は遠征、合宿とかたくさんのことに参加させてもらっている

有り難いことだし、これを糧にして春高に行く

でも

日向「キャプテン！」

黒尾「サームラさん♪」

烏養「澤村！」

澤村「はい！」

少し忙しくてあまり休めていない

菅原「大地〜!ちょっと頑張りすぎじゃない？休めば？」

東峰「そうだぞ、俺は、春高の予選の緊張で死にそう…」

菅原「早いよ！？」

澤村「いや、まだやることあるし後で休むよ、先休んでろ」

二人を部屋まで送って廊下の椅子に腰掛ける

これから打ち合わせだし

でもまだ時間はあるな

少し休むか…

『あっ！いたいた!大地〜！』

向こうから走りながらやって来るマネージャー

澤村「お前、もう休めよ、マネージャーだって色々大変だろ」

『いやぁ～、菅原がさ大地が最近休めてないから心配って言われて、俺も心配になって来ちゃった！』

行動がイケメンかよ…

つくづくAのイケメンっぷりに驚かされる毎日

澤村「俺は大丈夫だから、早く休め」

そう言って座っている小さめな背中を押すが

『ヤダ、逃さないよ』

くるりと後ろを向き俺の上半身を自分の方に倒す

いや、首折れる…

頭に感じる柔らかいのはおそらくAの膝だろう

うん、これ膝枕だ

だんだん顔に熱がこもっていくのが分かる

澤村「おい、Aっ」

『いいの、今は俺に甘えとけって』

そう言って頭を撫でられながら

『大地はしっかりし過ぎ、お前ほんとに高校生かよ、でもしっかりし過ぎて疲れるのはよくない』

澤村「…そんなわかりやすいか?」

『目の下のクマすごい』

澤村「まじか」

『会議まであと三十分はあるでしょ？少し寝てきな、俺に任せろ!快適さは保証する!』

そう言って手でぐっとサインを作るイケメンマネージャー

駄目だな抗えないわ

こんなイケメン

澤村「すまん、じゃあ少し頼む」

『了解！』

そうして俺は眠りについた

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澤村「あのイケメンどうにかしろ」

菅原「それは無理だわ～」

東峰「俺だったら死んでるかも、羞恥心で」

澤村「でも、一番のえじきって」

菅原「うっ…」

『菅原〜！』

菅原「」

東峰「幼馴染ってだけで距離感が…」

澤村「少し羨ましいが同情できるな」

菅原「ちょっと、結婚はまだっ！」

『ケッコン？』

澤村「次回、菅原孝支は結婚したい」

菅原「だから結婚は、」

澤村「俺は認めないぞ」

菅原「何で！？」