イケメン系マネは今日も排球男子を翻弄する (ページ6)

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山口忠は憧れているページ6

※時間軸チョット可笑しい

山口視点

月島「ねぇ、チョット、バレーやってたんでしょ、ブロック付き合ってよ」

『えっ！？俺！？』

遠征のあと少しずつツッキーが変わり始めている気がする

【プライド以外に何がいるんだ！】

あぁは言ったもののまだ俺はろくに試合で点を取れていない

山口「カッコ悪いな…」

『誰が？』

山口「ひゃっ！？%♨✕◯♪＃」

『おぉ～ww、ごめんごめんびっくりさせるつもりはなかった』

そう言ってバツが悪そうにこっちを見るA先輩

さっきまでツッキーとブロック練習

『あぁ～、ツッキーね黒尾に連れて行かれた』

めっちゃ不機嫌そうだったと付け足す先輩

山口「アハハ…」

そしていつものようにカッコいいオーラを放っている先輩に対して苦笑いしかできない俺

先輩は俺にとっての憧れで

堂々としてて

凛々しくて

気配りなどのサポートがすごい

俺からは程遠いいな

そう思いながら下を向くと

『で、誰がカッコ悪いって？』

山口「…」

聞かれていた…

少し真剣な顔つきをしている先輩は

少し寂しそうにしている

『それとも俺にはいえない？』

山口「いえっ！そんなことは…」

とっさに答えた

その後は結構スラスラ言葉が出てきて

そのたんびに胸の中のもやもやが薄くなっていく気がした

でも

『カッコ悪いな、』

山口「ｯ…」

やっぱり

山口「やっぱり、そうですよね、ツッキーにあんな偉そうに言っておきながら」

『あわわわ…！ごめん！言い方が悪かったわ！そうやって悩んでるところがかっこ悪い！言ったからには頑張る！少なくとも俺は、失敗しても、怖くても、辛くても』

あぁ…

やっぱりこの先輩は

『頑張る山口がスッゲェ、かっこいいと思うよ』

カッコいい

山口「ｯ…あ、あざーす！！」

『元気出た？』

山口「はいっ！」

『じゃあ、あのずっと絡まれてるツッキー助けてあげて』

そう言って外を見ると練習終わりのツッキーが音駒の主将とかに絡まれていた

山口「ｯ…ツッキーー！」

俺はツッキーに向かって走り出した

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山口「俺もいつかあんなふうに…」

澤村「あいつはほんとにイケメンだからな」

山口「やっぱり大地さんもそう思いますか、」

菅原「Aだけだもんな、澤村甘やかすの、俺も甘やかすべ？」

澤村「いや、遠慮しておく」

菅原「ちぇ〜」

山口「次回、澤村大地すら抗えない」