イケメン系マネは今日も排球男子を翻弄する

日向翔陽は知っている ページ3

日向視点

俺は知っている

『田中ナイスキー！もう一本！』

田中「おりゃぁぁぁ！」

バンｯ

『次、旭！スパイク練ｯ』

東峰「うっす」

烏野のイケメンマネージャー

A先輩の秘密


菅原「おい、日向ｯ！危ない！」

日向「へっ」

やばい！ボール見てなかった!

流れ玉…

どうする

鼻血出たら練習できない

試合にも…

俺は目をつぶった










バチン…

体育館に鋭い音が響くけど痛みを感じることはなかった


見上げるとボールをしのいだA先輩がこちらを見下ろしていた

『怪我ｯない！？』

東峰「あわわわ…救急車ｯ…ごめん！」

青ざめた顔でこちらに歩み寄る旭先輩

『大丈夫、大袈裟だよ』

よく見ると先輩の手は少し赤くなっていた

日向「アッ…あぁぁぁ！すっすみません！俺ｯ…ボートしてて」

『ﾊｧ…まったく何やってんだよ、ちゃんと集中しろよ、ほら掴まれ』

そう言って手を差し伸べる先輩はやっぱりめっちゃかっこいい

日向「カッケェ…」

『ん？…そんなこと言ってないでほら練習戻る！烏野の小さな巨人！』

俺を軽々しく引っ張り上げ背中を押す

日向「あざっす！」

影山「ボケェ！日向ボケェ！」

日向「ヒッｯ…ごめんってば！」




でも俺は知ってる

本当は


















『カッケェ？…ｯ///』

少し照れ屋なところ

影山「…？」

『影山？どした』

影山「いっ、いえ！』








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次回予告

あと俺は知ってる

影山はA先輩にビビってる

影山「ビビってねぇ！」ﾍﾞｼｯ

日向「うえっ！」

『コラ喧嘩すんな』

二人「ﾊｲ!!」

日向「次回！影山飛雄はビビッて…怯えている」

影山「俺はビビってねぇ！」

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