わたしってやっぱり変？31 ページ33
(人1)「デートはどうだったの？」
ハグが終わり、ずっと気になっていたことを聞いた。テレビの雑音のような音を出して動いてるメイベルの袋のことも気になるが。まぁいい。
メイベル「わかんない、私やっぱりギデオンとは友達でいたいんだ…。」
赤い甲殻類が袋から顔を出す。
(人1)「そっか……。」
生き物と目が合った。あぁ、君のその大きなハサミでギデオンのメイベルへのしつこい執着心を断ち切ってくれればいいのに。
ディッパー「嫌なら断ればいいさ。」
メイベル「友達だから、傷つけるようなことはしたくないんだよぉ……。」
誰よりも優しいメイベルにとって、辛い事なんだろう。
ディッパー「分かった。お前がノーって言えないなら僕と(人1)で言ってきてやるよ。」
正直私も？と思ったが、メイベルのことを考えると応戦したくなる。
ギデオンとはあまり話したことなかったが、何となく嫌な感じはしていた。
メイベル「いいの！？二人とも！んーー！ありがとありがと！」
拳が肩に当たる。ちょっとだけ、やっぱり嘘。かなり痛い。
ディッパー「明日もデートするんだろ？よし、その時に行こうか。」
(人1)「そうだね。」
その日の1日が終わろうとしている。メイベルはあっという間に熟睡してしまった。余程悩んでいたんだろう。私も明日に備えて寝るとしよう。
ｰｰｰ
いつの間にか朝になった。まぶたの上で光が照りつけるのを感じる。
？「おはよう。クロノス。」
勢いよく上半身を起こし、当たりを見渡す。
しかし、それらしきものは見つからなかった。
ボードゲームが散らかっている。時計を見ると、お昼過ぎていた。顔を叩き、まだ寝ぼけている全てを起こす。
一階に行くと、二人がウェンディと楽しく話をしていた。近くで掃除をしているスースに朝のお決まりの言葉を告げる。
(人1)「おはよう。スース。」
スース「よぉっ。調子はどうだい。」
(人1)「まだ、ちょっと眠いかな。」
スースの大きな体を見つめるために顔を上げるのがしんどい。本人にそんなこと言えないが。
ディッパー「あれ？ようやく起きたみたいだね。そろそろ起こそうと思ってたんだ。」
同じ高さの顔が近づいてくる。
身長……早く伸びたいな。
(人1)「ん？ということはもうすぐ約束の時間？」
後ろにいるメイベルがひょこっと顔を出す。
申し訳なさそうな顔がいまにも伝わってきそうだ。
(人1)「任せて。」
メイベルをみつめながら力強く答えた。
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stupid - 完結しちゃいましたか...... 長い間楽しませていただきました。長い間お疲れ様でしたと共にありがとうございました。 (2023年1月20日 23時) (
レス) id: f2aba1d05a (このIDを非表示/違反報告)
華鈴 - とっても面白かったです！ディッパー可愛いかよ...続きがものすごく楽しみです！頑張って下さい♪ (2019年8月11日 20時) (レス) id: f064669f95 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ - 昨日全部読んで…とても面白かったです…!更新ずっと待ってます…！ (2018年3月4日 14時) (レス) id: 7556253bdc (このIDを非表示/違反報告)
ねおん(プロフ) - 続きすごく気になります！大変だと思いますが更新頑張ってください！応援してます！！(´∀｀*) (2018年1月24日 6時) (レス) id: e70a311e87 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - ここでストップうううう((更新お願いします！ (2017年11月12日 22時) (レス) id: 68476c466a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：箪笥(たんす) | 作成日時：2017年4月12日 23時
