わたしってやっぱり変？26 ページ28
ディッパー｢あー、あはは。 ち、違うよ？ (人1)がいなくなったら僕は毎朝起こす人がいなくて楽だなーって。別に焦ってなんかないよ？ ｣
(人1)｢やっぱ飲む。｣
ディッパー｢……！！｣
(人1)｢ちょ、その手は何。｣
今度は口には出さなかったものの、ディッパーの腕が私のコップを奪い取ろうとする。
ディッパー｢い、いやぁ？ 僕もそのコーヒー飲みたいなと思って？｣
何で最後疑問形？やっぱり焦ってるじゃん。
(人1)｢後で作ってあげるから離して？｣
ディッパー｢嫌だって言ったら？｣
(人1)｢……飲みます。｣
ディッパー｢じゃあ、いいよって言ったら？｣
(人1)｢そうだなぁ。どうしようかなぁ？ 飲みます。｣
ディッパー｢結局、飲むんじゃないか！ ｣
ディッパーは少し頬を膨らましながら、結局私からコップを奪い取った。
メイベル｢二人とも何してるの？｣
ディッパー/(人1)｢｢カフェインの奪い合い。｣｣
ずっと、私たちのやり取りを見ていたんだろうか。メイベルは首を傾げている。あれ？来客は？
メイベル｢そんなことより！ あたしギデオンのところ行ってくるねー！ たくさんイメチェンするんだァ！ (人1)も来る？ カフェインどころかドラマに出てくるヒロインになれるよ！｣
メイベルが顔の横に手をおき、無意識に可愛らしいポーズをとっている。
(人1)｢え、えぇ〜。 私イメチェンとかあんまり興味無いしなぁ。 うーん、ギデオンは『メイベル』を誘ったんでしょ？ 2人を邪魔するわけにはいかないよ。｣
ーーそれにちっこいギデオンはどうも好きになれない。 街のみんなはギデオンの事を、かわいい天使のような子と言うが……それはきっと、ぺ天使(ペテン師)の間違いだろう。
メイベル｢分かったァ！ 楽しんで来るねぇ！｣
メイベルは勢いよく玄関に走っていってしまった。
ディッパー｢止めなくていいのか？ 僕はギデオンのことどうも好きになれないんだよな。｣
やっぱりディッパーも私と同じ意見か。
(人1)｢うーん、その気持ちは分かるけど。 私たちのギデオンに対する感情だけでメイベルを止めるわけに行かないよ。本当はいいやつかも？｣
私は顎に手をおき、顔を天井に向けた。
ディッパー｢つまり、悪者は僕らだって事？｣
ディッパーは腕を組んでいる。
(人1)｢それは、今後のギデオンの行動次第だよ。 ｣
ーーメイベルに何もなければいいが。
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stupid - 完結しちゃいましたか...... 長い間楽しませていただきました。長い間お疲れ様でしたと共にありがとうございました。 (2023年1月20日 23時) (
レス) id: f2aba1d05a (このIDを非表示/違反報告)
華鈴 - とっても面白かったです！ディッパー可愛いかよ...続きがものすごく楽しみです！頑張って下さい♪ (2019年8月11日 20時) (レス) id: f064669f95 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ - 昨日全部読んで…とても面白かったです…!更新ずっと待ってます…！ (2018年3月4日 14時) (レス) id: 7556253bdc (このIDを非表示/違反報告)
ねおん(プロフ) - 続きすごく気になります！大変だと思いますが更新頑張ってください！応援してます！！(´∀｀*) (2018年1月24日 6時) (レス) id: e70a311e87 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - ここでストップうううう((更新お願いします！ (2017年11月12日 22時) (レス) id: 68476c466a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：箪笥(たんす) | 作成日時：2017年4月12日 23時
