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わたしってやっぱり変?24 ページ26

ギデオン「ありがとう! 今夜のお客さんは最高だ!」

大きな拍手と声が、小さい男の子の体に、これでもかと言うぐらいに浴びせている。

客a「面白かったねぇ!」

客b「また来よう。」

次第にお客さんは口々にショーの感想を述べながら、テントから出ていく。

私達もそれに合わせる。

メイベル「面白かったァ! 」

どうやらメイベルはショーを思い切り楽しんでいたみたいだ。正直、私はあまり凄いというのは感じなかった。隣でディッパーが、超能力なんかなくてもあんなの見ればわかる、とかなんとか言っていたのにも同意する。

スースに車でミステリーハウスまで送ってもらい、私達はこっそりと家に戻った。

ディッパー「やっぱり超能力は嘘っぱちだったな。」

ベッドに潜りながらディッパーは悪態をつく。

メイベル「そんなことないよ! ちっこいギデオン君は本物だよ!……あれ?でも信じてないならどうしてあの時立ち上がったの?」

何気ないメイベルの一言が私の心にも突き刺さる。

ディッパーが口をへの時にして、私に助けを求めた。

ふっ、しょうがない。私が説明してせんじよう。

(人1)「た、多分。 つられたんだよ。 ほら、みんながすると自分もしなきゃってなるじゃん? 一種のしゅ、集団催眠じゃない?」

……と私は思っている。

メイベル「え、じゃ、じゃあ!。」

ディッパー「……なるほど。」

ディッパーは腕を組んで眉間にシワを寄せる。

メイベル「じゃ、じゃあ! ギデオンは催眠術者なんだね!?」

メイベルが目を点にして、私に詰め寄った。

あ、催眠術者か……。うーん、ちょっと違う気もする。

く、これ以上は無理だ。私は助けを求めようと、ディッパーのベッドに顔を向ける。

ディッパー「…………ZZz」

おい、嘘だろ、まるで天使のような寝顔だ……って嘘だろ。

私はため息をつきながらメイベルの相手をする。

(人1)「そうだよ。催眠術だよ。 ほら、ディッパーを見てご覧。 何故か絶妙なタイミングで寝ているでしょう? これもギデオンの催眠術だよ。」

メイベルの視点がディッパーに映る。

メイベル「なるほど! 催眠術ならぬ睡眠術というわけだね!?」

え、誰がうまいこと言えと。

ディッパー視点を移すと、彼の肩が小刻みに震えていた。

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stupid - 完結しちゃいましたか...... 長い間楽しませていただきました。長い間お疲れ様でしたと共にありがとうございました。 (2023年1月20日 23時) (レス) id: f2aba1d05a (このIDを非表示/違反報告)
華鈴 - とっても面白かったです!ディッパー可愛いかよ...続きがものすごく楽しみです!頑張って下さい♪ (2019年8月11日 20時) (レス) id: f064669f95 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ - 昨日全部読んで…とても面白かったです…!更新ずっと待ってます…! (2018年3月4日 14時) (レス) id: 7556253bdc (このIDを非表示/違反報告)
ねおん(プロフ) - 続きすごく気になります!大変だと思いますが更新頑張ってください!応援してます!!(´∀`*) (2018年1月24日 6時) (レス) id: e70a311e87 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - ここでストップうううう((更新お願いします! (2017年11月12日 22時) (レス) id: 68476c466a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:箪笥(たんす) | 作成日時:2017年4月12日 23時

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