わたしってやっぱり変？

わたしってやっぱり変？11 ページ11

メイベル｢あ！みて！冷蔵庫の奥に、まだパンがあるよぉ！食べちゃお〜。｣




この子は正気か！？




ディッパー／(人1)｢ダメ！！｣




明らかに腐っているパンを口に入れようとしているメイベルを、ディッパーと私で必死に止める。




メイベル｢あはは。冗談だってぇ。2人の焦った顔おもしろかったよ。｣




彼女は正気だ！
その冗談はタイミング悪すぎる。



ーーま、まぁ、正直なところ、メイベルなら腐ったパンを食べても、きっと大丈夫だろう。なんとなくだが。



ディッパーと私は、呆れてメイベルを無視した。
お皿を下げ、洗面台に向かう。



メイベルも後からついてくる。




(人1)｢……ふぅ。｣



メイベル｢どうしたの？ そんなに疲れて。｣




あははは……いやあんたのせいだろ！とは言えない。メイベルはとても純粋な子だ。



そんな子を責めることなんて私にはーー




ディッパー｢お前のせい……イッテ！｣




私は、ディッパーの足を強めに踏んだ。




(人1)｢……今日は色々あったからね。｣




メイベルに笑顔を向けながら応えた。




ディッパー｢言っとくけど、(人1)。お前も人のこと言えないからな。 お前は、いつもいつもメイベルをかばうんだ。……僕の気持ちも知らないでさ。｣




ディッパーが小声で私に目を向ける。
どうやら過保護の事をまだ根に持っているらしい。



最後の方の意味は多分、わたしのかばい方がいつもいつも暴力だということが言いたいんだろう。




メイベル｢ほら！みんな！歯磨きレースするよぉ！｣




メイベルが、手を叩き、合図をだす。


ーーよし、今回は一位になってやる。






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作者コメント

今回は少し短くなってすみません。
もしかすると、今後、大幅なストーリーの変更があると思うので、設定を改めて作り替える可能性があります。その時はまた、お知らせします。

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