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��文化祭の投票、決めた？��
私のノートの端に落書きされた文字を見て、決めたよ、とソクミンに呟く。
どれにしたの？と小声でコソコソ、伺うソクミンに、レトロ喫茶店、と言うと、ああ〜、なんて。
「ソクミンは何にしたの？」
「んふふ、えっとね〜〜………コスプレカフェ！」
「わ、よりによって私が一番嫌なやつだ、」
私がそう言って、少しだけ頬を膨らますと、そう言うと思った、なんて笑うソクミン。
ソラちゃんの猫ちゃん、どうしても見たいんだけどな〜と笑う彼に、幼稚園の時の写真があるじゃん、と言う。
「あれはかわいいソラちゃんでしょ？今のソラちゃんのコスプレが見たいの！だって、ねぇ？」
言葉を詰まらせてもじもじするソクミンにミョンホくんがすかさず空白を埋める。
「ソラちゃん。要はソクミナはソラちゃんのセクシーなコスプレが見たいんだって。」
僕はそんなこと言ってないよ！なんて焦り出すソクミンに笑いが溢れる。なんの模擬店になって、私はきっと裏方だよ、と言うと、僕がどうにかする、って。鼻に皺を寄せた笑い方、好きだなぁ、なんてぼんやり考えた。
「……ってことで、このクラスはコスプレカフェになりました！次の時間に役割分担とか決めるから、何かしたいか考えてください〜」
教卓でニコニコ、私をみながら話すソクミンの声に、ミョンホくんが振り返ってソラちゃんドンマイ、と苦笑いをこぼす。
チャイムが鳴って、クラスがざわざわ、と騒がしくなる。はぁ、と漏れたため息は、周りの雑音に溶けていった。
「仕方ないね……まぁ、ずっと厨房の中希望したらいいか、」
「あはは、僕もそうしようかと思ってる。ソクミンとミンギュは店に立つだろうけど。」
だろうね、多分ユラちゃんも裏方がいいって言うと思う、と笑うと、3人で頑張ろう、とミョンホくんが髪を靡かせた。
「駄目！ソラちゃんは猫ちゃん！絶対！」
いつのまに戻ってきていたのか、私の真横に立って大きな声で責め立てるソクミン。ミョンホくんの、声でかい、という苦言に一言謝って、ソラちゃんがコスプレしてくれなきゃ実行委員頑張れない〜、なんて。
ソクミンの高い背丈の背後の窓越しに見え隠れする太陽に目を細めると、彼が、私の瞼を、ゆっくりと撫でた。
「ソラちゃん、お願い？」
「……うん、考えておくね、」
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グラ(プロフ) - むさん» むさんコメントありがとうございます〜！文才のない中で頑張ってます……お言葉とっても嬉しいです❤︎ドギョムのお話、まだ続きますのでよかったらまた覗いてあげてください❤︎ (2023年2月15日 15時) (
レス) id: 10714f47f3 (このIDを非表示/違反報告)
む(プロフ) - 主様の文章、とっても素敵で更新されるたびすぐに読んでしまいます！お忙しいとは思いますが、更新これからも楽しみにしてます💗(석ペンなので今のお話とっても展開楽しみです！) (2023年2月9日 1時) (レス) @page42 id: cb9ba72967 (このIDを非表示/違反報告)
優花(プロフ) - グラさん» おおそうなんですか！楽しみです💞💞他の話も全部面白いですし本当に楽しみにしてます！ (2023年2月4日 10時) (レス) id: 622f8d2ae2 (このIDを非表示/違反報告)
グラ(プロフ) - 優花さん» コメントありがとうございます〜〜！！初めてもらったコメント……すごく嬉しいです……🌙ジュンくんのお話、個人的にも気に入っているので、中編集が終わり次第番外編書こうと思ってます！またその時は可愛がってあげてください❤︎ (2023年2月3日 23時) (レス) id: b1b8e6b90b (このIDを非表示/違反報告)
優花(プロフ) - ちょっとしたリクエストのようなものなので軽く流していただいて構いません。次の更新も楽しみにしています！ (2023年2月2日 0時) (レス) id: 622f8d2ae2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：グラ | 作成日時：2023年1月28日 12時
