ねこものがたり【名探偵コナン】

諸伏景光 ページ3

そのおにいさんは立ち上がりながら




「どうした？」



ときく



「猫って…人間の言葉分かるのか…？」





「え？ゼロ…どうした？頭でも打ったか？いや、そんなのはどうでもいい。落ち着け。ゼロ」



そういいながらゼロに近寄るおにいさん



どうしたんだろ？




あ、もしかして…




『あ、お礼言わなきゃ



「みゃみゃ」



そういいながら頭を下げると驚いたような顔になった』





原因私だ…




ごめんなさい…



二人(おにいさんとゼロ)がまだ混乱している




「いや聞いてくれ、諸伏…」




「聞いてるさ。ゼロ」




さっきからその会話ばっかり




しかも二人とも………









壁にはなしかけてる…^^；




いや！混乱しすぎでしょ？！






と、二人の様子を見ていると




「おーい！A！」



遠くから秀一が呼んでる




帰りが遅くなっちゃったからな…




迎えに来てくれたのかな…？




おぉ…優しい…！(




二人の目を盗んで秀一の所に行く



ゼロ…諸伏さん…また会ってみたいな♪



そう思いながら秀一の方へ駆け寄ると秀一が不思議そうに私を抱き上げる



「何か良いことでもあったのか？顔が緩んでるぞ？」



その日は一日どことなく機嫌がよかったらしい

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