この愛は...8 (ページ22)

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まだ足りない

だからあんなことを言ってるんだ

もっと努力すればきっと...

そう思って3年目の時だった

｢それじゃあ､私たちは仕事だから｣

｢家にいろよ｣

何かを任されるだけでも嬉しかった

それを成し遂げれば2人に見えもらえると思ったからだ

威由｢確か遅くなるとも言ってたな｣

帰って夕飯の支度するのはきついだろうな

威由｢よし!｣

,

｢ただいま｣

｢あ～､疲れた｣

威由｢おかえりなさい｣

｢あら?これどうしたの?｣

威由｢作りました｡帰ってから夕飯作るの辛いでしょう?｣

｢そうね｡やりたくないわ｣

威由｢...｣

それだけか?___いや､まだ口にしていないからな

威由｢ど,どうですか?｣

｢うん｣

威由｢うんって...｣

｢作る手間が省けたわ｡....そうだ!

金貨10枚渡すからその時作ってよ!仕事から帰ると作るの面倒で｣

威由｢....｣

この時､ようやく気づいた

,

俺は....道具としか見られてないのだと