「３５」 ページ36
あの女は、何かを握っている
第六感がそう言っている
人間の死体が一つ二つ増えたところで
別に何の代わりもないのだから
主「人間がどこにいるか分からないし……
ここから近いのは名古屋市役所にいる
クローリーだったかな…」
レ「向かいますか？」
主「人間が考えそうなことなんてすぐに分かる
最終的には皆殺しだ、遅かれ早かれ」
貴族のいる場所など面倒だから
把握などしていないし
フェリドに至っては何も分からない
掴み所がなさすぎると困る
相「動くな！こいつがどうなってもいいのか！？」
主「あらー、やっぱり生きてたか…」
ナイフをミカエラの首に構える
何を企んでいるかは分からないが
事を起こすことは確か
あのまま死んだ振りをしていれば
殺されずに済んだと言うのに
人間とはどこまで経っても分からないな
主「わざわざ死を選ぶ精神は分からないな
人間、やはり君達は邪魔な存在だよ」
ヒュッ
剣を鞘から抜き
特有の身体能力で地面を蹴る
害となる者は容赦なく消す
家畜にしても自決してすぐに消える
それなら、殺した方が楽だろう
肌の下に流れる鮮血を啜る時の快楽
私に味合わせてみろ
相「っ！？」
ブンッ
人間に向かって剣を振り下ろした
視界を赤く染めてみろ___
・
・
主「何のつもりだ、ミカエラ…」
ギリギリギリギリ
剣と剣が擦れ合う音が鳴る
ミカエラが人間を守ったのだ
ミ「せっかくの情報源を殺すのか…」
主「随分とお優しいじゃないかミカエラ
人間の忌々しさを知りながら愚かな…」
キンッ
興が冷め、剣を戻した
まさか庇うなんて思ってなかったな
人間の発言など当てにならない
クズはクズらしく死ねばいいものを…
相「百夜優一郎二等兵は……
『名古屋市役所』にいる」
・
・
・
主「聞こえないとでも思ってるのかなぁ…
見つけたよ、百夜優一郎…」ニヤ
逃がさない、死ぬまで殺してやる
セラフの因子は殲滅する_________
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美鈴愈 - クリスティーヌ綺麗っすよね〜(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2015年11月13日 19時) (
レス) id: d06c1fe5e8 (このIDを非表示/違反報告)
菜穂 - ラウル役はフェリド様でも構いませんよ (2015年10月24日 15時) (レス) id: c8ec8f5264 (このIDを非表示/違反報告)
菜穂 - ファントム役はクローリー、ラウルはゆうちゃん、クリスティーヌが夢主人公でお願いします (2015年10月24日 14時) (レス) id: c8ec8f5264 (このIDを非表示/違反報告)
美鈴愈 - オペラ座の怪人……www あれ、見たことありますけどどうすればいいのか…www (2015年10月20日 22時) (レス) id: d06c1fe5e8 (このIDを非表示/違反報告)
菜穂 - リクエストで終わりのセラフのキャラクター達でオペラ座の怪人お芝居お願いします (2015年10月18日 19時) (レス) id: c8ec8f5264 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美鈴愈 | 作成日時：2015年4月26日 19時
