「１５」 ページ16
ダンッ
ミカエラと優一郎を追いかける
途中、二人は話し込んで止まったため
案外あっさりと追いついた
主「待ちな、被験体のお二人さん…」ニヤ
ミ「A、優ちゃんに近寄るな…！」
優一郎を庇うようにミカエラが立つ
私のことを知らない優一郎は戸惑う
突然貴族が追いかけて来ては焦るのも
無理はないことなのだが
自分を犠牲にして守ろうとするのは
元人間の割りには素晴らしい
？「きゃああああああ！！」
優「シノアの声…！？」
振り向いてみると
殲滅部隊の人間が抑えられていた
さっきの悲鳴の主を抑えていたのは
クローリーだった
なかなかいい顔ではないか
優「うわあああああああああ！！」
主「何だ…、この人間…！」
ミ「やっぱり人間共は優ちゃんを…！」
仲間達の危険な状況を目にして
優一郎は雄叫びを上げた
背中からは黒い羽根のようなもの
そして、左目は黒く染まり
一筋の血を流していた
これが、噂に聞く『終わりのセラフ』？
バッ
体の危険信号が鳴り響き
反射的に優一郎の傍から離れた
人間共はこんな化け物を生み出した
禁忌に手を出してまでこんなことを
する人間共はどれほどの欲望を
あの弱き体に潜めている？
ミ「優ちゃん、僕と一緒に…」
ブワッ
ミ「……！」
軽く腕を振っただけで
ミカエラが近づけないほどの暴風を
起こし地面を削る
そんな化け物がこちらに近づく
標的は私ではない、さっきの女だ
ク「何かヤバそうなのが出てき………、！」
ドォォン
優一郎の一振りが街を吹き飛ばした
射程範囲内にいた私とクローリーは
間一髪のところで避けた
間違いはない、奴は『終わりのセラフ』
その因子を持った人間だ
クルルはなぜ、これほど危険な人間を
生かしてここまで育てた？
我々吸血鬼の脅威となる異端児を
なぜ育てたのだ？
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美鈴愈 - クリスティーヌ綺麗っすよね〜(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2015年11月13日 19時) (
レス) id: d06c1fe5e8 (このIDを非表示/違反報告)
菜穂 - ラウル役はフェリド様でも構いませんよ (2015年10月24日 15時) (レス) id: c8ec8f5264 (このIDを非表示/違反報告)
菜穂 - ファントム役はクローリー、ラウルはゆうちゃん、クリスティーヌが夢主人公でお願いします (2015年10月24日 14時) (レス) id: c8ec8f5264 (このIDを非表示/違反報告)
美鈴愈 - オペラ座の怪人……www あれ、見たことありますけどどうすればいいのか…www (2015年10月20日 22時) (レス) id: d06c1fe5e8 (このIDを非表示/違反報告)
菜穂 - リクエストで終わりのセラフのキャラクター達でオペラ座の怪人お芝居お願いします (2015年10月18日 19時) (レス) id: c8ec8f5264 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美鈴愈 | 作成日時：2015年4月26日 19時
