第玖話 ページ9
全集中＿＿心の呼吸＿＿壱ノ型 紅の憂鬱
紅い渦が巻き起こり、敵の体が霧散する。
「んなっ！！？？」
淡い光を放つその渦は、やがて収まり、霧散した敵の体は…床に降り注いだ。
『…………ふぅ…』
「いっやぁぁ！！凄いね！君。」
パチパチと手を叩きながら胡散臭い笑みを浮かべるあの男。
敵は軍警に取り押さえられ、事件は終息し、人質となっていた一般市民は解放された。
色々と質問攻めをしてくる友達をなんとか帰らせ、警察に事情を話し終えたところ。
その時砂色の長外套を羽織った男と白髪の少年。あといつの間にきたのか、長身の眼鏡をした男もいた。
「君のその技、見事だったよ。君の個性かい？」
俺は言葉を発さずふるふると首を横に振った。
『ちげぇよ……必ずあれができるっていう確証はなかったが………一か八かやってみた…………とりあえず有難うな俺の作戦に乗ってくれて』
「いやいや、どういたしまして」
男がにこりと笑った。
「良かったのか？太宰」
「ん？」
「あの人って…………あの子、が探してた…」
敦くんが、去っていく少女の背中を見やりながら言った。
「ああ、大丈夫さ…………
きっとまた会うよ………………必ずね。」
私は自分の唇に人差し指を添えて言った。
国木田くんと敦くんはどこか納得いかないというように首を傾げた。
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酸素無駄遣い装置(プロフ) - 夜桜さん» あああ！！ごめんなさい！冨岡さんユーザー辞書に登録しました！もう間違えません！ご報告有難うございます！！ (2019年12月10日 16時) (
レス) id: 8cc010c4ca (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - おおお！！！めちゃくちゃ最高です！！面白いです！一つだけ凄く気になるのでいいですか。。。冨岡です、富じゃないんですよ、、、ややこしいですよねぇ。これからも頑張って下さい！！ (2019年12月10日 8時) (レス) id: c7cb5f5dc6 (このIDを非表示/違反報告)
酸素無駄遣い装置(プロフ) - 鶴来 アリスさん» レス！有難うございます！そして、字の提案も嬉しいです！鶴来さんが報告してくださったおかげで、訂正することができたので本当に感謝しています。更新は遅くなってしまいますがこれからも読んでいただけると嬉しいです。 (2019年12月10日 6時) (レス) id: 8cc010c4ca (このIDを非表示/違反報告)
鶴来 アリス(プロフ) - 最新話読みました。今からじゃ遅いかもしれませんが、鬼滅の刃っぽいからという理由だけで漢字を決められるなら『滅』はどうでしょうか。鬼殺隊の隊服にもデカデカと書いてありますし。安直ですが。 (2019年12月10日 3時) (レス) id: aa3614dbb5 (このIDを非表示/違反報告)
鶴来 アリス(プロフ) - 酸素無駄遣い装置さん» 正直書き直すという選択は物語の途中なので難しいかなと思い期待していなかったのですが、きちんと書き換えてくださっていて凄いなと思いました。これからも更新頑張って下さい。 (2019年12月10日 3時) (レス) id: aa3614dbb5 (このIDを非表示/違反報告)
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