鬼殺隊最強の柱は七つの大罪の世界に転生したようです〜男主〜

No.１３ ページ13

俺たちは急いで近くの町の診療所にメリオダスを連れていった

ディアンヌは家の中に入れないから可哀想だけど外で待ってもらっている

エ「メリオダス様…早く良くなってくださいね…ごめんなさい。こんな無茶をさせてしまって」

エリザベスは自分を追い詰めたように未だ目を覚まさないメリオダスに喋りかけている

『そんなに自分を追い詰めちゃダメだぞ！エリザベスは悪くない！君の奥に秘められた魔力をメリオダスに使うことが出来てるじゃん！』

エ「私の奥に秘められた魔力…？それはどんな魔力なのですか？」

『それは言わないけど、大丈夫！ちゃんと近いうちにその魔力は開花するから！』←語彙力

エリザベスはまだキョトンとしている

するとずっと何かを考え込んでいたディアンヌが口を開いた

ディ「バステ監獄にはボクが一人で行く」

そう言ってディアンヌは立ち上がり、バステ監獄がある方へ歩き出した

エリザベスが急に外に出たから俺もついて行った

心配だろ？

過保護とかじゃなくて王国の王女様だからだぞ！

エ「待ってくださいディアンヌ様!!わ…私もお供します!!」

ディ「足手まといはお断り」

そんな冷たい言い方しなくてもいいのに…

ディアンヌも何か思い詰めてるようだった

ディアンヌはその後もエリザベスを突き放すような言葉を並べて行く

そしてツインテールに結んだ髪の毛で少し顔を隠しながら言った

ボクは…小さくなりたいよ…

ディ「じゃあ団長を頼んだよ…！Aは念のためにここで団長と王女様を護っていて！」

俺はコクリと頷いた

次の瞬間、嫌な音が聞こえてきた

虫の羽音のような嫌な音

それも大量に

するとディアンヌが急に立ち止まった

ディアンヌの視線の先には黒い塊が見えた

そしてその塊はこっちに近付いてきている

ホ「毒虫の大群だーー!!」

ホークが叫んだ

その毒虫達は口から液を出して町の物を溶かしていってる

町の人々は混乱に陥った

おい。ディアンヌって確か虫が嫌いじゃなかったっけ？

ディ「キャアアアアアッ!!ボク虫嫌いィイ〜〜!!」

やっぱりかぁ…どうしよう

流石にヤバイと思った

技を出すしかないか…

『月の呼吸、陸ノ型…常夜孤月・無間
月の呼吸、捌ノ型…月龍輪尾』

範囲の広い月の呼吸で応戦すると虫の大群は呆気なく全滅した

ザコ乙wwwwwww

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