愛されがーる。 〜９人と毒舌女子〜

なんで俺!? ページ16

薮サイド



気づけばもう夜８時


そろそろ俺のお腹は限界だった。



宏太「涼介さんよ。飯作って!!」


涼介「え、もう!?」

大貴「うげ!!もう８時!?」


圭人「時の流れとは残酷なものだ。」←

裕翔「なんでだよ。」









山田は面倒くさがる光を引きずってキッチンへ向かって行った。






雄也「俺風呂行ってくる！」


大貴「高木いっつも一番じゃねーか！ずるいぞ!!」


雄也「…じゃあ有岡くん入ってきなよ。でも俺絶対その次だからね!!」





圭人「俺部屋いるからご飯できたら呼んでね。」


裕翔「俺も！」


慧「部屋で寝てるわ〜」






圭人と裕翔と伊野尾は部屋にいるらしい。
大ちゃんはお風呂に行った。




リビングに残ったのは俺と知念とオネェ。高「おい！」






宏太「高木、大ちゃんにお風呂譲ってあげたんだね。」



雄也「だって有岡くんめっちゃお風呂入りたいって目してたから。」



宏太「どんな目だよ。」





そんな宇宙一しょーもないであろう会話をしていると

リビングにいい匂いが漂ってきた。





侑李「餃子だね。」

雄也「ハンバーグでしょ。」


侑李「絶対餃子！」


雄也「ハンバーグ！」



いや、どっちも違うような気がするけど…


ていうか２人とも自分の好きなものだろ。









がっしゃーん!!



光「やってしまったぁぁぁぁ!!」


涼介「ちょっと光くん！昨日も割ってたよね!?」



キッチンの方から光の悲鳴と山田の怒鳴り声がきこえてきた。


あー、うるさ。


ていうか光割りすぎだろ。
何枚目だよ、お料理アイドルじゃねーのかよ。




涼介「ちょっともう…薮くん!!やーぶーくぅぅん!!」



…無視



光「やぶぅぅ!!ちょっと、かもーん!!」



…めんどいから無視



涼.光「やぶぅぅ!!」


宏太「…」


侑李「…宏太、行ってあげなよ。」


宏太「…あぁもう!!なんで俺なんだよ!!お前ら２人で片づけろやぁぁ!!」

女の子には親切に!!→←仲良くなれるかなぁ…

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