我、煉獄に笑う者也16 ページ21
貴方side
｢……買い出し行かなきゃな｣
あれから数日、私は此処の居候として家事を1人でこなしていたが…ついに問題が発生した。
来た当初は食材や必要な生活用品も揃っていたのだがやはり日が経てばそれらは消費され消えていくもので…それに加え私という大人の女が一人増えたわけだから今現在台所にある食材は見当たらない。
｢お金貰って買い出し行くか！｣
早速芭恋と阿国を探した。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
芭恋｢買い出し？一人でか？｣
｢う、うん｣
阿国｢お金は？｣
｢…ください｣
広いこの神社を歩き回ったところ二人は縁側にいて何やら作っていた。
芭恋｢まぁ、食材買いに行くんならいいけどよ。店わかるのか？｣
芭恋に言われハッとする。
｢えーとっ…前に宿屋がある付近に行ったからその近くにあったよね？｣
居候として来る前に行ったあの宿屋の集まったところの事だ。
阿国｢彼処は駄目よ｣
｢えっ…なんで？私彼処しか知らないし…｣
芭恋｢…Aは知らなくていいんだよ。とにかく近江の店は行くな。俺達がいつも行ってるところ教えてやるから行くならそこに行け｣
そう言うと芭恋は紙にスラスラと何か書き始めた。
阿国はその間も黙々と何かを作っている。
｢阿国、もしかしてそれ庭にあった罠？｣
尋ねれば｢そうよ｣と返ってきた。
｢そんなに罠作ってどうするの？何か悪戯する動物でも…」
阿国｢動物じゃないわ…｣
｢じゃあ何を……」
芭恋｢A！｣
聞き返そうとしたら芭恋に呼ばれてしまった。
気にはなったが私は芭恋の方へいく。
｢なに？｣
芭恋｢これ店までの地図と食材以外にも買ってきて欲しいもん書いたからよろしくな。ほい、金も｣
巾着袋に入ったたくさんのお金と結構綺麗に書かれてる地図を受け取る。
｢分かった。行ってくるね｣
芭・阿｢いってらっしゃい｣
二人に見送られて私は買出しに出かけた。
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エコー(プロフ) - 出来ました！ありがとうございます(*´-`) (2015年8月16日 22時) (
レス) id: 7fd56b35f0 (このIDを非表示/違反報告)
曇莵鍍 - すみません、URL 少し間違ってました。 (2015年8月16日 22時) (レス) id: ef36221293 (このIDを非表示/違反報告)
曇莵鍍 - エコーさん» 作れました!それでですね？パスワードせいにしたら普通の検索では見つからないんです。めんどうですがURLで検索してもらってもよろしいですか? (2015年8月16日 22時) (レス) id: ef36221293 (このIDを非表示/違反報告)
エコー(プロフ) - 曇莵鍍さん» ありがとうございます(*´-`)お任せしてすいません(..) (2015年8月16日 20時) (レス) id: 7fd56b35f0 (このIDを非表示/違反報告)
曇莵鍍 - エコーさん» わかりました。では準備などをしたらまた連絡します(*´ω｀*) (2015年8月16日 19時) (レス) id: 0585394fec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：曇莵鍍 x他1人 | 作成日時：2015年6月2日 11時
