猟犬の妹は命を救う仕事をしている。 弐 【文スト】

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国「必ず先程決めた2人組で行動すること。
何が起こるか分からんからな」

敦「分かりました！」

潤「了解です」

太「はいはーい」

社員で話し合った結果、以下の2人組で行動することとなった。

［江戸川 乱歩 × 泉 鏡花］

［谷崎 潤一郎 × 与謝野 晶子］

［国木田 独歩 × 宮沢 賢治］

［中島 敦 × 太宰 治］

異能を持っていない乱歩を、強い異能を持つ鏡花が守るのだ。

ちなみにナオミと立原は留守番だ。

立原は、Aが異能空間の中にいると分かり、さっさとマフィアへ帰ろうとしたのだが、、、

ナ「立原さん？え？あれ？立原さん、もう帰ってしまわれるのですか？え、嘘ですよね？ここまで話を聞いておいていざ戦うとなったら帰る？嘘でしょう？薄情にも程がありますわ。いくら何でもそれは、、、ねぇ？」

という風にナオミに圧をかけられ、帰れなくなってしまったのだった。

太「その異能者は、もう流石に神奈川県警察本部の中にはいないはずだ。
その周辺にいる可能性が最も高い」

江「ああ、そうだな。
じゃあ、2人組に分かれて捜索しようか」

太「ええ、それが良いですね。
犯人は、身長160cm前後の痩せ型。
目印は銀髪と紅玉色の瞳だ」

軽く笑みを浮かべてやり取りをする天才2人。

犯人を捕まえられると思っての余裕なのか、はたまた仲間を攫った犯人への怒りなのか。

笑顔の理由は分からないが、何となく悍ましいのだけは分かる。

社長はもとより、Aも探偵社員からかなり好かれているのだ。

国「さぁ、行くぞ！」

「「「「はい！！」」」」

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