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噂3 ページ37

貴方side

今日は朝から変だ

廊下を歩いていると視線が感じるし、こっちを見ながらヒソヒソと話す人もいる
目が合えば逸らされるし一体なんなんだろう?
不思議に思いながら教室に入ると賑やかだったクラスが急に静まり、ぎこちなく挨拶を交わされる
そして

ク1「ねぇねぇ、Aって絹張の事好きなの!?」









あ「・・・はい?」

現在に至る
噂によると何故かシルクが私の靴箱にラブレターを入れ、告白した挙句振られたという事になっているらしい

なんじゃそら・・・

確かにシルクとは気が合うし一緒にいて楽しいけどそんな感情はお互いにない
それに、シルクだけじゃなくてンダホやモトキ、マサイ君達だって私にとって大切な友達だ
誰が特別だなんて事は有り得ない

あ「シルクは友達だけどそんなんじゃないよ」

ク1「そうなの?」

あ「うん」

ク1「そうなんだ!急にごめんね?」

悪気はなかったのか直ぐに引き下がってくれる
こういう子は本当に有難い

あ「大丈夫だよ!ちゃんと聞いてくれてありがと!」

会話を聞いていたのか周りの人達もそれぞれの反応をしだす

「つまんね〜」「本当なの?」「え〜」

この歳になると恋愛系の話に花を咲かせるのはよくある事だし仕方がないとは思う

けどさ

本人が違うって言ってんのに疑うのはどうなの?
納得いかなかろうがこれが現実なんだよな〜
ごちゃごちゃ考えていると後ろから肩を叩かれた

振り向くと







ムニッ






ペ「引っかかった〜」

クスクスと笑いながら私の頬をつつく、ペけ君がいた

ペ「さっきから凄い眉間にシワよってたけど何かあった?」

ニコニコしながら心配そうに話しかけてくれる
この人の周りにはマイナスイオンでも放たれているのか…

あ「ん〜、ちょっとね〜」

気にしてない訳では無いけど噂になっているのは私とシルクだ
これ以上変な噂が広がらないようにしないと

ペ「田中ちゃんって結構顔に出るよね」

あ「へ?」

ペ「俺達に迷惑かかんないようにとか考えてるっしょ?」

あ「え・・・」

あ、やっぱりそうだったんだ〜
なんて言いながらのほほんと笑っているペけ君

ペ「さっきの会話聞こえたからさ
そっから難しい顔してるし、何となくそうなんじゃないかなって思ったんだよね」

抜け目がないなぁ…

あ「噂自体を気にしてる訳じゃないんだけど、私のせいでシルクに変な誤解生まれたし
このままじゃ皆にだって…」

迷惑がかかる
そう言いかけた時に

?「大丈夫だって」

噂4→←噂2 シルクside



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明日香(プロフ) - 美夢さんありがとうございます!現在ここからどう持っていくか苦戦中ですが良い物を作っていけるように頑張ります!リクエストネタも受け付けていますので良かったらリクエスト下さい! (2019年7月19日 12時) (レス) id: dde038e968 (このIDを非表示/違反報告)
美夢(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!頑張ってください! (2019年7月19日 12時) (レス) id: 70c1150dfd (このIDを非表示/違反報告)
明日香(プロフ) - ゆうさんコメントありがとうございます!今の所本当に誰落ちか決めてないのでもう少し人気が出て続編が決定したらアンケートを取ろうと思っているので引き続き愛読していただけると嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (2019年5月28日 17時) (レス) id: bdb85445ef (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - モトキ落ちで見たいです (2019年5月28日 16時) (レス) id: 487c49b670 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:明日香 | 作成日時:2018年10月26日 2時

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