噂 シルクside ページ35
土手で集まり、皆で騒いだ日から数日後・・・
気のせいか、クラスや部活で俺への視線が感じる
振り向いてみると慌てて目をそらす女子やチームメイト、中には他クラスのあまり話したことがない男子まで
俺なんかしたっけ?
最近は部活に明け暮れて最高学年という立場もあるため1年の頃に比べれば問題も起こしてないはず
成績だって呼び出されない程度に勉強してるし・・・
色々と考えながら廊下を歩いていると誰かと肩がぶつかった
シ「あ、悪ぃ」
一言謝罪をし、顔をあげると
モ「危ないじゃん
ちゃんと前見て歩きなよ」
シ「なんだモトキか」
モ「なんだってなに?ねえ?」
シ「そりよりさぁ、ちょっと相談のってくんね?」
モ「お前、覚えとけよ?まぁいいや←
で、なに?シルクが人に悩みを打ち明けるなんて珍しいな
いつもなら自分で解決策見つけて何とかしてるのに」
シ「今回は答えどころか問題がわからないから俺でもお手上げ」
モ「え?なに?問題がわかんないのが悩み?どういうこと?」
廊下の真ん中で2人で喋ってるとまた、複数の視線とヒソヒソと聞こえる話し声
内容が今の現状についてだからここでは話しづらい
シ「とりあえず、ここじゃなんだからいつもの部屋いくぞ」
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ガラガラッ
2人で来たのはいつものメンバーで集まっている多目的教室
運動部が雨の日に使う程度なので休み時間は誰も来ない
誰も来ないのを確認して念の為に鍵とカーテンを閉める
モ「で?さっきの話はどういうこと?」
俺は朝から視線が感じる事や噂される事に身に覚えがない事を話した
モ「あ〜なるほどね」
こいつは普段は俺たちと馬鹿な事をして楽しんでいるが、頭もキレるし周りをよく見ている
こういう事ならこいつに聞くのが1番いい
シ「お前、何か知らねぇ?」
モ「まぁ、知ってるけど
嘘だってわかってる事だからあまり内容は詳しくないよ?」
こいつで詳しく知らないなら他の奴らもそうだろうな
シ「嘘だって知ってるって事はやっぱ俺の事か
なに?俺がまた喧嘩したって噂でも出た?」
俺は昔から負けず嫌いで売られた喧嘩は全て買ってしまうためあらぬ噂が色々立っていた
まあ、詳しい話はまた今度で・・・
モ「シルクが噂の根源っていうのは当たってるけど違うよ」
シ「じゃあ、なんだよ」
モ「皆で土手に行った日あるじゃん?
あの時シルクがAの下駄箱行ったの覚えてる?」
・・・・・・ん?
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明日香(プロフ) - 美夢さんありがとうございます!現在ここからどう持っていくか苦戦中ですが良い物を作っていけるように頑張ります!リクエストネタも受け付けていますので良かったらリクエスト下さい! (2019年7月19日 12時) (レス) id: dde038e968 (このIDを非表示/違反報告)
美夢(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!頑張ってください! (2019年7月19日 12時) (レス) id: 70c1150dfd (このIDを非表示/違反報告)
明日香(プロフ) - ゆうさんコメントありがとうございます!今の所本当に誰落ちか決めてないのでもう少し人気が出て続編が決定したらアンケートを取ろうと思っているので引き続き愛読していただけると嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (2019年5月28日 17時) (レス) id: bdb85445ef (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - モトキ落ちで見たいです (2019年5月28日 16時) (レス) id: 487c49b670 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:明日香 | 作成日時:2018年10月26日 2時