飴と鞭 ページ29
あ「も、もっきゅん？マサイ君までどうしたの？顔怖いよ？汗」
モ「A、ちょっとこっち来な」
マ「田中、お前何してんの？」
モトキのこの怒り方は1回見た事があるから、既に泣きそうだ
マサイ君なんて目が笑ってない
モ「Aはさぁ、バカなの？アホなの？
前に俺らと遊んだ時もシルクに煽られて木登りしてたら落ちそうになってたよね？
俺、そん時にもう無茶しないでって言ったよね？お前のその耳は飾りなの？人の話聞いてなかったの？
しかも、もうすぐで大会でしょ？
怪我して出れないとか洒落になんないしもう少し後先のこと考えて行動しなさい」
マ「田中、確かに俺はお前の周りを気にしないで全力で遊ぶ所が凄ぇなって思ってるよ？
でもやんちゃなのと無茶をするのは違うだろ？
モトキが言ったように怪我したらどうすんの？
それにあんな汚い川に飛び込んだら服だって汚れるだろ
俺らと違って女の子なんだから替えの服とか用意出来ねえんだし気をつけなさい」
2人に色々と言われながら反省をする
普段穏やかな分モトキが怒った時の顔は半端なく怖い
マサイ君なんて目が笑ってないし、口元だけ笑ってて淡々と注意してくるから目なんて合わせらんないよ泣
モ「Aわかった？次はないからね？本当に気をつけてよ？」
マ「田中、本当に反省してんのか？」
あ「うぅ、ごめんなさい(シュン」
反省しながら視線を落とすと、頭に柔らかい感触が2つ感じた
ペ「田中ちゃん大丈夫だよ^^
2人とも田中ちゃんを心配してるだけだから」
ン「そーそー！次からは気をつけなよ！俺Aの大会応援しに行きたいんだからさ！」
見上げるとペケくんとンダホが私の頭を撫でながら慰めてくれた
あ「うん･･････ありがと
心配かけてごめんなさい(シュン」
2人は大丈夫大丈夫って頭を撫で続けてくれてた
シ「ったくお前らはAに甘すぎんだよ！
だからこいつも毎回無茶すんだろうが」
モ「元はと言えばシルクがAの事を煽ったりするのが原因だけどね？
でも確かにンダホとぺけたんは甘すぎる部分があるよね」
ン「だって可哀想じゃん？Aだって充分反省してんだから」
ねー？って言いながらニコニコと笑うンダホを見て自然と笑顔になる
本当に皆お兄ちゃんみたい
ザ「まるで飴と鞭だな」
ダ「それな
てか、揃いも揃ってAに対して過保護すぎんだろ」
ザ「皆Aちゃんの事好きなんだねー」
2人がこんな会話をしていたなんて私達は知らなかったのであった
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明日香(プロフ) - 美夢さんありがとうございます！現在ここからどう持っていくか苦戦中ですが良い物を作っていけるように頑張ります！リクエストネタも受け付けていますので良かったらリクエスト下さい！ (2019年7月19日 12時) (
レス) id: dde038e968 (このIDを非表示/違反報告)
美夢(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！頑張ってください！ (2019年7月19日 12時) (レス) id: 70c1150dfd (このIDを非表示/違反報告)
明日香(プロフ) - ゆうさんコメントありがとうございます！今の所本当に誰落ちか決めてないのでもう少し人気が出て続編が決定したらアンケートを取ろうと思っているので引き続き愛読していただけると嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2019年5月28日 17時) (レス) id: bdb85445ef (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - モトキ落ちで見たいです (2019年5月28日 16時) (レス) id: 487c49b670 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明日香 | 作成日時：2018年10月26日 2時
