女の子って、大変だね。

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山田side



薮ちゃんから、ひかが汚しちゃったという血の付いたパンツとズボン、そしてシーツ。

ご飯食べてからでいいよって、薮ちゃんは言ってくれたけど、取れなくなっちゃうかもしれないしなぁ。


そう思って、先にさっきの伊野ちゃんの時と同様に取っていった。


ソファよりもあっさりと取れて、全然大丈夫だった。



ただ、続けて洗剤触ったし、血は温かくなると固まっちゃうから、水は冷たいし。

それで、元々乾燥肌だったのに、女の子になってせいで、さらに肌が弱くなっていた。


そんな私の手は荒れまくり。



八「やま、ありがと。
一緒にたべよ？」


薮ちゃんとひか、圭人は食べずに待っていてくれたみたい。

なんか嬉しいよね。



そして、先に食べていた5人を見ながら、私らも席について食べ始めた。



「「「いただきます！！」」」



八「んー、おいし。ごめんね、一緒に作れなくて。」


山「大丈夫だよ。圭人が手伝ってくれたし。」



八「そっか。」




それにしても、手が痛くて。

カサカサだし、切り傷も沢山出来てるし。
曲げるだけでも痛い。



山「ごちそうさま。」



岡「山ちゃん、早いね。ちょっと待ってて。」



圭人は残ってたのをささっと食べて、一緒にお皿を下げに。



薮「ごちそうさま。光のも下げとくね。」



八「ありがと。」



そして、ここからはお皿荒い。

本当は、大ちゃんと○○なんだけど。今、あの二人雰囲気悪いし…。

ぱぱっとおわらせよ。



岡「やーまちゃん、そんな手で出来るの？
後で手当てしてあげるから、向こうで休んでで。」



圭人、ほんとに優しいよね。



山「ん、ありがと。でも、このくらいなら平気だよ。」



あぁ、どうしてこうも素直になれないんだろ。



岡「そっか。女の子なんだし、体大切にしてよ。」



なんて言われながらも一緒にお皿洗いをした。

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