【ｄ！】トップアイドルだけど文句ある？【アイカツ】 (ページ10)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:494 hit

九話ページ10

次に学校に行けば
クラスの人たちから質問攻めにあう。
アイドルなの？また歌ってよ。アイドルの〇〇ちゃんのサインってもらえない！？
こういう時、スターライト学園に戻りたくなる。
(普通の学校って…)
「めんどくさ…」
ドアの開く音がして一限目の先生が入ってくる。
「ぽまえらー授業はじめんぞー」
授業の始まりを伝えると生徒からブーイングの嵐
「やんなくてもいいけど、単位やらねぇぞ？」
そういえば、バラバラと席に座りだす生徒

授業を終え、お昼休みになるとクラスの扉がガラスが割れるのでは？というくらいの強さで開けられる。
女子生徒の黄色の声に耳が痛くなった。
ゾ「天地！！！飯食いに行こ！！」
「元気ですね…お弁当作り忘れたので購買に私行くので…」
ゾ「大丈夫やで！！俺も購買で飯買うから！！！」
(なにが大丈夫なんだ？？)
ゾムさんに手を引かれ購買に走る。
行く最中に生徒全員が少し引いた顔をしているのがわかった。

購買に着けば、ゾムさんがすごい量のパンを買いだした。
「え、あの、それ一人で食べるんですか？」
ゾ「え？？うん。」
「よく太らないですね…」
俺運動好きやから！！と笑うゾムさんに
「そ、そうですか…」
としか言えなかった。
ゾ「あ！！せや、グルッペンから生徒会室に天地を連れてきてほしい言われてたんや！！」
「え？？忘れてたんですか？ご飯も買いましたし急ぎます？」
ゾ「せやな！時間遅いとあいつら煩いし！！」
階段を駆け上がり、ゾムさんに着いていく。
アイカツは、体力もいるのでこれくらいならついていける。
(崖のぼりもしたしなぁ…)

生徒会室に着くとガラッとゾムさんがドアを開ける。
ゾ「すまん！遅れた！」
「呼ばれていると聞いたので連れてきていただきました。」
グ「おぉ、俺たちも今から食べるとこだ。話をしながらご飯にしよう。」
机を引っ付けて椅子に座り、ご飯にする。
「あの、呼ばれた理由は…」
モヤモヤしていたので、率直に聞くとグルッペンさんが箸を止めて
グ「生徒会に入らないか？」
爆弾を落とした。
シャ「え！？！？ Aちゃん生徒会に入るん！？！？」
「いや、まだ何も言ってないです…」
オ「え？断るめう？」
オスマンさんの信じられないという顔に私は溜息を吐く
「仕事もあるので…」
グ「それは、ここではできないのか？」
徐々に逃げ道がなくなっていく。
(まずい)
天地A人生最大のピンチです。