【ｄ！】トップアイドルだけど文句ある？【アイカツ】 (ページ9)

今日:6 hit、昨日:13 hit、合計:510 hit

八話ページ9

アイコンタクトで
自然と位置に着く

毎日違う私にきづいてるかな
貴方と歌う私が一番綺麗

いつか、美月と二人で歌いたかった曲
あの伝説のアイドルマスカレードにも負けない

会場のボルテージが上がり、一回目のスペシャルアピール美月と飛び上がり交差するようにアピールをする。意外に難易度が高いこのアピールは、私たちが最初にできたアピールでもある。

着地すると振りに戻りステージを続ける。
Bメロが終わる瞬間にボルテージが最高になりスペシャルアピール
二回目のアピールは、美月の最高難易度のアピール
私は少し意地悪したくて、美月の手を引きエスコートするようにクローバーに連れて行く。
美月は少し驚きながらも完璧なアピールを魅せる
(さすが美月…)
素早く振りに戻れば、サビに入る。
絶好調の私たちに敵はいない。
あの伝説のマスカレードにだって私たちは勝てる。

昨日よりも確実に好きになってく

ボリュームを上げたら

最後のボルテージマックス
私の最高難易度のアピール失敗したってかまわない。
挑戦してやる！！
雲が晴れ月が現れる。月の光がさす方に美月が手を引いてくれる。
手をつなぎ、美月と二人で月に照らされ片腕ずつ広げる。
その時の光景は、月の女神が二人いるようだと誰かが言った。

最後に着地を決めステージは終わる。
美「お疲れ様、やっぱり、Aと一緒のステージは楽しい！！」
美月は、月の様とよく言われるが。
「美月は、太陽みたいだね。」
美「そ、そうかしら？」
「うん。私を明るくしてくれる。太陽だ！」
美月に今日一番の笑顔を見せる。
美月は、この後も仕事があるらしく名残惜しそうに学校を後にした。

会場は、まだ、テンションが上がったままの様でなかなか外に出れる雰囲気ではなかった。
悩んでいると
ゾ「天地ーー！！！」
「わぁぁぁああ！！！！」
バタン！！とドアが壊れそうな勢いでゾムさんが入ってくる。
それに続いて、ぞろぞろと、生徒会メンバーが入ってきた。
オ「すごかっためう！」
コ「お前すげぇな！あんなライブ初めてやわ！！」
ゾ「アイドルってすごいんやな！！」
各々が好きに話すので何を言っているのかは全くわからないが全力で褒められているのは分かり少し頬を赤く染める。
「ありがとうございます。あんなにたくさんの人がいるライブなんてやったことなくて、でも、楽しんでもらえてよかったです。」
彼らに私の思いが伝わっていたらいいなと思いその日は終わった。