一緒に ページ2
……困った。
閉店時間だというのに
ドンヘさんはまだ呑気にコーヒーなんて飲んで落ち着いてしまっている。
まあ全然いいんだけど…
一応閉店時間は守らなきゃだし。
しょうがない…。
｢お客様。本当に申し訳ないのですが……｣
パッと顔を上げるドンヘさん。
テーブルには、まだ一口も食べてない2種類のケーキ。
｢あの、お持ち帰りされますか？箱持ってくるのでちょっと待っててください^^｣
裏に、箱を取りに行こうとしたその時。
DH｢あの…！｣
｢はい…｣
DH｢よかったら一緒に食べない？｣
思いも寄らぬ言葉に固まる私。
DH｢あの、駄目だったらいいんだけど。一緒に食べたいなって思ってふたつ買ったんだ…｣
ニコニコしながら言う彼に
気づいたらコクンと頷いていた。
DH｢よかった。そこ座って？｣
ドンヘさんに言われた通り、向かい合わせになって座る。
DH｢あ……時間大丈夫？
怒られたりしない？｣
｢全然大丈夫です…ドンヘさんがいいのなら…｣
ぱあっと、もっと明るい顔になった彼。
DH｢僕のこと知ってたの？｣
｢もちろんです！｣
DH｢声掛けないから知らないのかと思ってた…(笑)｣
そんな風にとられちゃってたか…。
｢いや…あの、せっかくのプライベートな時間を邪魔するのは申し訳ないと思ったので…
すいません…｣
DH｢そんなことない。本当ここプライベートだったからよかったよ、ありがと^^｣
またこの笑顔。
さっきから、これに私の胸の奥がきゅうってなってる。
さっきの言葉にも妙に引っかかっちゃって。
密かに火照る顔。
やっぱり本当に綺麗な顔してるなぁ…。
DH｢Aさん？｣
｢なんで知ってるんですか…？｣
DH｢だって｣
そう言うドンヘさんの目線の先には
私の胸元についた名札。
｢あぁ…^^｣
またニコって笑うドンヘさん。
DH｢いくつ？｣
｢…こう見えてドンヘさんと同い年です。｣
そう言うとビックリするドンヘさん。
DH｢そうなの！？可愛いらしいから見えなかった^^
……じゃあ、Aでいい？僕のことも呼び捨てがいい。｣
この人 褒め上手だな…。
｢…うん｣
DH｢よし！決まりね！｣
そう言うと
ケーキにかぶりついて
ふにゃっと笑うドンヘ。
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ぴーまん(プロフ) - まーさん» はじめまして！ほんとですか泣！ニヤニヤしていただけて、私もニヤニヤです///笑 そんなこと言っていただけて本当に嬉しいです(´･_･`)これからもそう思って頂けるように頑張ります！ (2015年7月9日 0時) (
レス) id: 8237cfdb24 (このIDを非表示/違反報告)
まー(プロフ) - めっちゃにやけて読んでしまいました。ぴーまんさんの書くドンへもギュもとっても素敵で大好きです。 (2015年7月8日 20時) (レス) id: ff4eea2a93 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーまん(プロフ) - みみももさん» はじめまして！ありがとうございます(涙)楽しんで頂けてよかったです^^ 次回作もご期待ください♪ (2014年3月16日 1時) (携帯から) (レス) id: 9659c62f6b (このIDを非表示/違反報告)
みみもも(プロフ) - はじめまして！かわいいドンへでした^ ^次も楽しみにしてます！ (2014年3月15日 23時) (レス) id: d876a8fd94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴーまん | 作成日時：2014年2月27日 23時
