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#2 ページ3

「驚いたな、君から来るなんて。」


本当に驚いた。


彼女と出会ったのは10年前

それから数年間歳の離れた彼女を妹のように可愛がってきた


初めて会った時から"ああこの子は綺麗になるな"って

そう直感した

成長していくうちオレの直感は当たって

やがてその足で滑るスケートでも

産まれもった美しさでも

見る者を深く魅了させるような女の子になっていった


妹として見れなくなったのはほんの数年前


『ヴィクトル』


今まで作ってきた"妹"という存在が邪魔をして

なかなか素直になれなかった


けれど、どうだ


素直になれなかったオレをほっぽいて


彼女はオレにキスをしてきた


ロシアじゃ日本と違って告白という文化はあまりない


キスやハグをして心が通じ合ったと思ったら付き合い始める


雪が降り、夜空が綺麗な日






それは、大切な日

____
ロシアじゃ告白の文化はないってどっかで聴いたことあるよな気がしたので...((
この世界じゃそういうことにしておいていただけると嬉しいです((
よろしければ、少しでもいいと思ってくださったのなら星をポチリと...((

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作者名:Juice | 作成日時:2017年5月19日 20時

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