42頭 ページ42
「みんなーどこー？…え？何で皆返事してくれないの？もしかして帰った？」
1人で叫び続けるミンギュ。返事したらバレるだろ馬鹿野郎。
とりあえずミンギュの足音を確認しようと2人でドアに耳をつける。
自然とお互いの顔を見る形になった。ソクミンの顔をじーっと見る。
あれ？なんで馬が人間のトイレにいるの？
そんな思いがわたしの頭をよぎった瞬間に吹き出してしまった。
「え？A？ちょっ、Aってば！！」
「うるせえ！！」
「トイレか！！」
その声に続いてバタバタという足音。そしてガチャガチャドアを開けようとしてる。
「鍵開けてよ！！！」
「トイレットペーパーに誰か当てたらいいよって書いて」
とソクミンに小声で伝える。
書くものは当然トイレの中だから何も無い。だからソクミンは爪で書いた。そしてそっとドアの下から外に出す。
「何でトイレットペーパー出すんだよ！出てこいよ！」
あ、グァニの声真似しよー！
「ミンギュヒョン！トイレットペーパーに書いてある文字読んでください！」
「いや、何も書いてなくない？」
「解読できないなら他のとこ探してから来てくださいねー」
「くそ、スングァナ許さねえ」
そう言い残し去っていったミンギュ。グァニ、ごめんね☆
「ええええええええスングァナ？お前いつの間に移動したの？」
「え、僕ずっとここにいましたけど」
「は？じゃあお前って2人いるの？」
「ヒョン、病院行きますか？」
グァニ見つかったっぽい。しかし他は誰1人見つかってない。
「もう皆出てきてー」
よっこいしょ、と重たい腰を上げてドアを開けると、
「ばあさんや」
とソクミンに声をかけられた。
「なんだい、じいさんや」
とノッてみる。
「さっき何で笑ったの？」
「ああ、何で馬が人間のトイレにいるんだろうって思ったら吹き出した」
それだけ言って逃げた。
「おい待てばあさん」
ミンギュの部屋に戻った瞬間ミンギュのベッドの下の引き出しからまいちゃんが出てきた。怖。
ソクミンが戻ってくる頃壁紙が剥がれてはおちゃんの姿が見えた。忍者かよ。
「ねえトイレ誰」
「俺とA」
「スングァナどっち？」
「A」
「え？これ何の会話？僕の名前出てきたけど何もわからない」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 245人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
じょんきゅー(プロフ) - すんりじぇさん» ほんとのことですから！まずこの話を読んでくださってるだけで感謝ですよー；； (2017年3月24日 22時) (
レス) id: 0795b782f1 (このIDを非表示/違反報告)
すんりじぇ(プロフ) - 唯一だなんて嬉しいです！！いえいえ！そんな！！感謝されるような事は何も！！ (2017年3月19日 16時) (レス) id: db8a1581d0 (このIDを非表示/違反報告)
じょんきゅー(プロフ) - すんりじぇさん» トミンさん！！唯一わたしがあの垢でお話させてもらってますいつもありがとうございます；；ありがとうございます！ほんとありがとうございますしか言えないです(笑) (2017年3月19日 1時) (レス) id: 0795b782f1 (このIDを非表示/違反報告)
すんりじぇ(プロフ) - ツイッターでハングル文字でトミンという名でフォローさせて頂いてる者です！合格御めでとう御座います！！これからも続き楽しみにしてます！ (2017年3月19日 0時) (レス) id: db8a1581d0 (このIDを非表示/違反報告)
じょんきゅー(プロフ) - イルさん» 初めまして！コメントありがとうございます！わあ〜嬉しいです；； 本当にありがとうございます！訳が分からなさ過ぎて牛になりそうな話ですが、最後までお付き合いくださると全校生徒の前で馬の真似できるほど喜びます（笑） (2017年2月12日 1時) (レス) id: 0795b782f1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：じょんきゅー | 作成日時：2017年1月21日 18時
