25頭 ページ25
スライディングして取ろうとするスングァンくん。ペットボトルは華麗にスングァンくんの手の上を通っていった。
「先輩なんで投げるんですかあ」
と言って笑うスングァンくん。そして床を叩いて笑う私達。
スングァンくんは水を飲んで次の音を出すことができたが、ソクミンは笑いが止まらず失敗。
「ヒョンなんでそんな笑うんですかああ」
ってソクミンの肩をめちゃくちゃ揺するスングァンくん。それに対してソクミンは、
「待って、スングァナ、それ以上やると俺の心の中の馬が覚醒する」
と言った。いや何言ってんの。
これにはスングァンくんも手を離し、笑い転げた。
「ソクミン、それを英語で！」
「アイムホース！！！」
まじで腹筋死にそう。
「ちょっとソクミンやめてお腹死にそう」
と言ったものの、それは皆同じで、 アイムホース とか言ったソクミンですら涙を流して笑っている。逆に笑いすぎて泣いてない人なんていないぐらい。
いやこのメンバーツボ浅すぎだろ！とか思ったけど自分もそうだから何も言えない。
ただ、部屋に笑い声だけが響いている。怖。
このタイミングで面白いこと言ったら皆やばい事なるんじゃね！？って思ってとりあえず隣にいたミン主婦に笑いを堪えて話しかける。
「ねえミン主婦、ソクミンね、小学校の時に私が馬に似てるよねって言ったら俺馬の被り物して学校行くって言ったの、想像してみ？馬の被り物被ってランドセル背負ったソクミン」
「Aお前まじで俺のこと殺す気なの？」
ってすんごい笑ってるから、
「実写版やってあげるわ、ソクミンちょっと来て」
とソクミンを呼び、皆ちょっと目つぶっててねー と言って、クローゼットの中に隠してあった馬の被り物とランドセルを取り出し、ソクミンに装着。
「目開けていいよー」
皆が一斉に顔を上げてソクミンを見る。一瞬ポカーンってしてからものすごい笑い始めた。
「A先輩、ほんと、もう、」
「Aお前まじ」
なんて私に文句を言いながら笑い続けるミン主婦とスングァンくん。そして何も言わずにただ笑ってるはおちゃんとまいちゃん。
おまけに呆然と立ち尽くす馬。
皆目つぶっててねー って言った時に一緒に目をつぶってたせいで自分がどうなってるのかわかってないみたい。
「え？何皆、俺どうなってんの？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 245人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
じょんきゅー(プロフ) - すんりじぇさん» ほんとのことですから！まずこの話を読んでくださってるだけで感謝ですよー；； (2017年3月24日 22時) (
レス) id: 0795b782f1 (このIDを非表示/違反報告)
すんりじぇ(プロフ) - 唯一だなんて嬉しいです！！いえいえ！そんな！！感謝されるような事は何も！！ (2017年3月19日 16時) (レス) id: db8a1581d0 (このIDを非表示/違反報告)
じょんきゅー(プロフ) - すんりじぇさん» トミンさん！！唯一わたしがあの垢でお話させてもらってますいつもありがとうございます；；ありがとうございます！ほんとありがとうございますしか言えないです(笑) (2017年3月19日 1時) (レス) id: 0795b782f1 (このIDを非表示/違反報告)
すんりじぇ(プロフ) - ツイッターでハングル文字でトミンという名でフォローさせて頂いてる者です！合格御めでとう御座います！！これからも続き楽しみにしてます！ (2017年3月19日 0時) (レス) id: db8a1581d0 (このIDを非表示/違反報告)
じょんきゅー(プロフ) - イルさん» 初めまして！コメントありがとうございます！わあ〜嬉しいです；； 本当にありがとうございます！訳が分からなさ過ぎて牛になりそうな話ですが、最後までお付き合いくださると全校生徒の前で馬の真似できるほど喜びます（笑） (2017年2月12日 1時) (レス) id: 0795b782f1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：じょんきゅー | 作成日時：2017年1月21日 18時
